花粉症の症状は鼻水やくしゃみがが出たり、場合によっては頭痛もしたりと、初めは『風邪かな?』って思うことがありますよね。
初めてこの症状が出たとき、時期的に花粉症かもしれないと思いつつも『花粉症じゃない!』って言い聞かせている人が多い気がします(笑)

認めくないな~と思いつつも、花粉症になってしまうと毎年悩まされることに。
大変さは周りを見ているからよくわかっているので、まぁ認めたくないのはわかります・・・
私の妻も初めはそうでしたが、今はすでにあきらめていますが、毎年鼻水と目のかゆみに悩まなされています。

これが少しでも和らぐ方法があればな~
もちろん『アレジオン』などの薬も飲んでいますが、少しでも楽になればと私も色々調べていました。

そんなとき、私が経営しているサロンの先生でアロマの資格を持っている方が何人かいるんですが、素敵なアドバイスをいただきました。
普段からサロンでアロマを炊いているのため、私も効果などアロマの知識は多少ありましたが、専門家から聞けたので早速妻に勧めたところちょっと楽になったみたいです。

まぁ、気持ちの持ちよう、というところもあるかもしれませんが、アロマオイルのブレンド次第で花粉症対策に効果があるものもあるので、今回ご紹介したいと思います♪

毎年の花粉症をちょっとでも緩和したい!というときはアロマオイルを使うとリラックス効果もあり落ち着くことがありますので、試してみませんか?


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花粉症に効果があるアロマの種類

花粉症というのは『体の防衛反応』がちょっとだけ過剰な状態です (´ヘ`;) う~ん・・・
なので、まずは過剰な働きを落ち着かせれば症状も少し軽くなるはずです!

アロマオイルが花粉症に効果があるのは、あくまで『成分』であって『香り』ではないんです。
ここのところを間違えないで欲しいんですが、中身の質の問題もあるので、100均などで販売されている『アロマオイル』では効果がありませんのでご注意を!

アロマオイル?精油?どこが違うの?

早速花粉症に効くアロマオイルをご紹介したいと思いますが、その前にそもそも『アロマオイル』『精油』の違いは判りますか?

私たち素人は、一般的に『アロマオイル』って呼んでいますが、アロマの資格を持っている先生たちはアロマと言わずに『精油』と呼んでいます。
『いちいちカッコつけているな~』って、うがった目で見ていたんですが、厳密にいうと違いがあるんだそうです(笑)

一般にアロマオイルと呼ばれるものには、先ほどご紹介した通り2通りの呼び方をしていて『精油(エッセンシャルオイル)』『アロマ(香り成分を合成した)オイル』に分かれます。

違いを簡単に言うと、前者は『天然由来の成分を凝縮したもの』、後者は『化学薬品を合成して作り出した香り』ですΣ(=゜ω゜=;) マジ!?

私のサロンでも実際には『精油』を使っていましたが、便宜上と言うか、お客様にもわかりやすいように『アロマオイル』と呼んでいました。
でも、花粉症に効果があるものは、厳密にいうと『精油』を使わないと意味がないので、選ぶ時には気を付けてくださいね^^

花粉症に効果があるおすすめのアロマ

では、先生に聞いた花粉症の症状に良いといわれるアロマをご紹介しますね^^
花粉症に効果がある、と言われているアロマオイル(精油)には下記のようなものがあります。

  • ユーカリ
  • ペパーミント
  • ティーツリー
  • カモミール(ローマン)
  • ラベンダー

ユーカリ

すでにご存じかもしれませんが『ユーカリ』は風邪や花粉症対策での代表格になりつつあります。

ご存知コアラの食糧となっているユーカリの葉を、水蒸気蒸留して作られたアロマオイル(精油)です
ユーカリは抗炎症作用や殺菌作用があり、オーストラリアの先住民アボリジニも薬草として使っていたくらいです。

抗ウイルス、抗炎症作用、去痰作用がいいので、鼻詰まりやのどのかゆみなどに効果的で、インフルエンザの初期症状などにも効果があるほどです!

ペパーミント

ペパーミントの精油の主成分は、なんとなくイメージできるかと思いますがメントールです。
メントールには抗アレルギー作用や抗炎症作用があるので、鼻水、鼻詰まりに効果的です!

仕事をしている方は勿論なんですが、特に受験生など集中しなければならない人には、スーッとする爽快感はリフレッシュ効果もありおすすめです。
頭をクリアにしてくれるので、鼻水を解消して眠気も冷ましてくれるので、試してみてください^^

ティーツリー

このティーツリーもオーストラリアが原産で、先住民のアボリジニも薬草として使っていた、抗感染作用や免疫調整作用で知られている植物です。

呼吸器系に効果があるので、喉の痛みやかゆみに効いてくれますし、風邪やインフルエンザの予防などにも使われるほどなんです。

ユーカリと同じように、森の香り系でさわやかなイメージのアロマオイル(精油)になります。

ラベンダー

ラベンダーは個人的にも大好きなので、よくサロンのブレンドでも使っていました。
とは言っても、恐らく番人受けするタイプなので、嫌いな方は少ないと思います。

ラベンダーには殺菌や抗炎症作用の他にも、鎮静、鎮痛作用もあるので、目のかゆみや軽い頭痛がするときにおすすめです。


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おすすめのブレンド

ブレンドの方法についてご紹介していきたいと思いますが、初めにお伝えしておくと好きなものを合わせればいいと思います(笑)
解消したい症状に合ったアロマオイル(精油)をブレンドしたり、においがキツイと感じたら代替になるものに変えてみても良いと思います。

香りは好みが強く反映されるので、ここでご紹介したブレンドは『あまり好きじゃないな~』という事もあるかもしれません(-。-;)
その場合は配分を変えたり、他のオイルに変更したりして自分好みの香りを探してみてくださいね。

基本的な配分は、メインのアロマオイル(精油)2~3に対してサブのアロマオイル(精油)を1くらいの量から始めてみると良いと思います。

鼻づまり

  • ペパーミント:2滴
  • カモミール:1滴

鼻がつまるようならペパーミントを中心にブレンドしてみましょう!

メントールやキリっとした香りがちょっと苦手、と言う方は、メントール成分を減らした『ハッカ油(日本種のペパーミント)』をベースにブレンドしても良いですね。効果はペパーミントより下がってしまいますが、慣れるまでここから初めて見ても良いと思いますよ。

それでもミント系はやっぱり嫌だ、ということならペパーミントをティーツリーに変えて使ってみてください。

目のかゆみや頭痛

  • ラベンダー:1滴
  • カモミール:1滴
  • ティーツリー:1滴

目のかゆみや頭痛など『かゆい・痛い』ならラベンダーを中心にブレンドしてみましょう!

ラベンダーが入ると、多分きつい香りが苦手な方でも、使いやすくなるので風邪予防など普段使いも出来る優れものです^^

喉のイガイガ

  • ユーカリ:1滴
  • ラベンダー:1滴
  • ティーツリー:1滴

のどがイガイガするなど呼吸器系の場合はユーカリを中心にすると楽になります^^

ラベンダーも抗炎症、殺菌、鎮静作用があるので、さわやかな香りとともにブレンドするといいかなと思います。
ティーツリーもさわやかな香りで、抗菌、抗ウイルス効果があるので、役に立ってくれますよ♪

アロマオイル(精油)にはそれぞれに色々な効果があります。
症状が複数ある場合は、それに合ったアロマオイル(精油)をブレンドしてみてください。

効果とお好みの香りで試してみるのが一番です^^

また、ここでご紹介させていただいたのは基本的なレシピです。
アロマオイル(精油)はメーカーや産地によって、香りが結構違ってきます Σ(=゜ω゜=;) マジ!?

A社の香りはシャープだけれど、B社の香りは少しまろやか、ということも往々にしてあるんです。
それに、天然成分なので、原料が採取される季節によっても香りに違いが出ることもあるのです。

色々買って試してみて、自分に合うものを見つけてくださいね^^

おすすめは、私のサロンで使っている『PRANAPOM(プラナロム)』というメーカーです。
ちょっとお値段が高い気がしますが、変なものと使うよりはいいと思ってこれをリピートしています^^

アロマのおすすめの使い方

最後に使い方について解説していきたいと思います。

アロマオイル(精油)は植物から抽出していますが、かなり濃縮されたものになっています。
そのため、1滴だけでも植物の何十倍もの成分が含まれているんですね。

だから使う時は『必ず希釈(薄めて)して使う』が必要になってきます。
間違っても原液を肌に塗るようなことはしないでくださいね(笑)

ディフューザー

手軽にできるのは『芳香浴』と呼ばれるものです。
要するにアロマディフューザーやアロマポットにオイルを垂らして、電気などで温めて空気中に拡散させるやつです。

私も家でもこんなモノを使っていますよ!

メンテナンスが楽なので、普段使いにもおすすめですね^^

お風呂

もうひとつ手軽にできるのが、浴槽に精油を垂らして蒸気とともに吸い込むなどの『蒸気浴』です。
お湯を張って、入るときに垂らすだけなのでこれも楽ちんにできますね。

もっとお手軽にやるなら、洗面器にお湯を張って精油を1~2滴たらして、後頭部からタオルをかぶって洗面器の上に覆いかぶさります。
精油が多いと刺激が強く、湯気が多いとめちゃくちゃむせますが、効果はすぐに表れますよ^^

スプレー

いつでも使えるよう携帯するなら『スプレー』にしておきます。
一見面倒に見えますが、やってみると簡単に出来るのでサロンでは販売もしていましたよ^^

薬局で売っている『無水エタノール』に精油を垂らし、良く振って混ぜ合わせた後、水で薄めます。
100均で売っているガラス製の香水ボトル(5ml)なら、だいたい1/4~1/3にエタノール&精油2滴を入れ、水で口元まで薄めるくらいの割合です。

マスクにつける

マスクに1滴ちょいとたらして使う方法もあります。

花粉症ならマスクを使うと思うので、その際にアロマオイル(精油)を垂らして置くだけで対策になります。
直接肌につかないように気を付けてくださいね。

ただ、個人的にはスプレーを作っておいて、それをマスクに『シュッ!』と吹きかけて使う方がおすすめです。

まとめ

辛い症状を何とか緩和すべくあれこれやるうち、感覚的に『コレは合う』というものが出てくると思います。

私の仕事場の事務所でも普段から炊いてるくらい個人的に香りは好きなのですが、『アロマ(精油)が全く合わない!』という場合もあると思います。
その時は潔く諦めてください(笑)

ちなみに私は、『ラベンダー2滴+ペパーミント1滴+ネロリ1滴(オレンジの花)』のブレンドをスプレーで使っています。
結構なんにでも使えて便利ですので、一度試してみてください!