新米ママさんだけでなく、複数のお子様をお持ちの方でも多く親がブチ当たる『うまく寝かしつけられない』という事態Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
私が経営していた託児付きのサロンに来る子連れのお客様も、大半が寝かしつけに困ってました^^;

赤ちゃんの睡眠中は(お昼寝も含めた)貴重なママの自由時間!
睡眠不足になると『なんで寝てくれないの?!』と八つ当たりしてしまいそうになることと思います・・・(笑)

しかも、他のお子さんの話を聞いて、『ゴロンとさせておくと勝手に寝ちゃうの~』とか、『夜は一度寝たら朝まで7時間くらい起きないの^^』とか言われるとショックを受けることもありますよね。

なんせ我が家の暴れん坊も、当時はメチャメチャ大変でした。
その代わり息子に鍛えられていたので、託児でお預かりしたお子さんは数百人といますが、寝かしつけ出来なかったお子さんは一人しかいません。
後追いや人見知りするお子さんは大変でしたが、その子が好きな寝かしつけの方法を探し当てれば、大抵次からはさくっと寝てくれました。
(一人だけ人見知りの限度が振り切れていたので、どうやってもダメでした^^;)

すぐ寝る子も、中々寝付かない子もいますが、お子さんによって必ず『鉄板の寝かしつけるコツ』があるはずです(= ̄∇ ̄=) ニィ
ということで今回は『我が子の鉄板』を探すための赤ちゃんを寝かしつけるコツをお伝えしたいと思います♪


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赤ちゃんをストンと寝かしつける前提条件

赤ちゃんをサクッと寝かしつけるコツを伝えしますが、前提条件がありますΣ(=゜ω゜=;) マジ!?

絶対にダメなのが、『どうして寝ないの?』の無言のプレッシャー。
育児経験がある方なら『うんうん、そうだよね』と多くの人が感じるのが、『子供って気配に敏感だよね』ということ。

なかなか寝てくれないとコチラがイライラして、『早く寝ろー』オーラを出してしまいがちですよね(笑)
世界のほとんどを『ママ』や『パパ』が占めている赤ちゃんにとって、親が怖い顔をしていることは強いストレスを感じてしまいます^;
結果、ますます寝ないという悪循環に陥ることも往々にしてあるんですよね。

『やっぱりすぐには寝てくれないよね~』と、寝てくれないことを前提にしちゃうくらい、心にゆとりを持たせる方がちょうどいいと思います^^
そのうえで、上手に寝かしつけるために、わが子の鉄板を探してみましょう!

抱っこの仕方を極める

まれにゴロンとさせておくだけで勝手に寝てしまう、というお子さんがいます。
が、ほとんどいませんよね(笑)
そうすると必ず行う寝かしつけの定番中の定番は抱っこです。

抱っこを制する者は寝かしつけを制する、んだと個人的には思います(爆)
抱っこの仕方を工夫してみて、わが子が一番好きなものを見つけることが、寝かしつけマスターになる近道です。

まず、あなたのお子さんが一番好きな抱っこを探してみましょう。

トントンのリズム

基本は抱っこして背中やお尻をリズミカルにトントンしますよね?
たったこれだけの事でもコツはあるんです。

  • あくまでも優しく
  • 一定のリズムか長短とつけるか
  • 口に出す

いろんなお子さんの寝かしつけをしてきた経験で、好きなパターンが色々あることが分かりました。

まず、トントンはあくまでも優しくです。
寝ないとついつい力が強くなってしまいますが、親のイライラが伝わるので、余計寝なくなります。
経験ありますよね?

そして、ゆっくりが基本です。
当たり前ですが、寝ようとする子にトントントントン早く叩けば寝付けませんよね?
あくまでゆっくり、優しく、トーントン、トーントン、くらいのイメージです。
まれに早いリズムが好きな子もいるので、ダメなら少しずつリズムを変えてみてください。

私がサロンでお子さんを寝かしつけたときは、トントンに合わせて『トーントン、トーントン』小さい声を耳元で口に出していました。
リズムが一定であればお子さんも落ち着いてきて、眠りについていきます^^

抱っこの向き

  • 横抱き
  • 縦抱き
  • 横突き出し

当然のように抱っこの向きも好き嫌いがあります。
が、月齢や年齢によって変わってくるので、固執しないようにしてくださいね。

まず我が子の場合、首が据わらないうちから横抱きを嫌がりました(笑)
縦抱きだと怖いし、首を支えるので腱鞘炎にもなりやすくて嫌なんですが、頑張ってやってもこれでも寝ません。
最終的にはMIX?的な感じでした。

横突き出し型は、体は横向きなんですが、体にくっつけて抱っこするのではなく、お尻を体にくっつけて腕を前に伸ばし、その上に赤ちゃんの体を載せていました。
縦抱きの体制で前に倒す感じですね。
腕が無茶苦茶辛いんですが、これで30分。
それしか寝てくれませんでしたから、やるしかなかったですね(笑)

抱っこしなくても添い寝でお腹をトントンする方法も一般的ですが、うちの暴れん坊の場合は・・・
抱っこしろと言わんばかりにギャン泣きが続くので、1歳になるくらいまではずっとこの抱っこで寝かしつけていました。

屈伸する

トントンと合わせ技で好きなタイミングを探るのが屈伸のパターンでした。

  • 上下だけ一定のリズム:グッグッを上下にゆっくり
  • 長短混ぜたリズム:グーッ、グッ、グーッ、グッと深く浅くを混ぜる
  • 長短を混ぜて左右にも揺れる:
    右にグッ、左に少しずつ移動しながらグッ、グッ、グッ、左でグーッ、右に戻りながらグッ、グッ・・・

屈伸するのにもコツがあって、腰を下ろすタイミングと、トントンをどこでするのか一番いいのか
二つの組み合わせの中から一番落ち着いて、寝やすそうなものを探ってましたね。

屈伸2回とか3回につき1回トントンなのか、毎回トントンなのか。
どこかに好きなタイミングがあるはずなので、探ってみてください^^

屈伸の進化系歩く

抱っこひもで抱っこして街中を歩いていると、いつの間にか寝ていることって結構あると思います。
大人だって、車や電車の揺れが心地よくてつい気が付いたら落ちてた、ってこと多いですよね?

それを同じだと思って、屈伸でダメな時は歩くことも試してみました。
家の中を歩き回れない場合は、前後2、3歩ずつでもいいですし、ゆとりがあれば目が回らないように8の字にぐるぐる回っていました。

スピードはゆっくりから試してみて、ダメならちょっとずつスピードを上げてどこがいいのか探ってみてください。

それでもダメなら、前後に2,3歩歩いたらググッと屈伸するなど組み合わせてみてください。
屈伸横移動法の前後パターンのような感じです。

抱っこひもは最終兵器

まずこれをご覧ください。

自分の子供の育児の時には気が付かなかったんですが、託児をするようになって気が付きました。
あんな辛い体制で抱っこしなくてもよかったんだ・・・(-。-;)

いろんなお子さんを見ながら開発したのはエルゴの抱っこひもで屈伸+トントンです(笑)
なんせ腕に負担がかからないので超らくちんです。
抱っこひもはエルゴではなくても大丈夫ですが、寝かしつけに使いやすい抱っこひもの条件は。

  • 背中と首のホックで脱着できるタイプ
  • フードがついているタイプ

実用的に言うとエルゴなどの場合、頭を隠すフードをかぶせておけば赤ちゃんの気が散りませんし、両手が空くので立ち仕事の家事も同時に出来ます。
家事に意識がいっていると、子供が中々寝なくても気にならないのでイライラしません。
親がイライラしなければ赤ちゃんも安心して寝られますので、気が付いたら寝ていたという感じになります。

大抵のお子さんがこれで寝ました。
着地もエルゴの場合は腕を抜くということがないので、成功率は格段に高いです。


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それでも寝ない強者には

大抵抱っこひも+屈伸+トントンで寝かしつけ出来ましたが、うちの暴れん坊の時は抱っこひもを使っていなかったので、音楽をかけたり歌ったりしていました。

新生児のうちから、私も妻も童謡や自分の好きな歌を歌ったりCDをかけたり。
CDをかけないときはもちろんアカペラです。

いろんな曲を歌うことで、『自分に意識が向いている』『話しかけてくれている』という気持ちになるようですね^^
情緒が安定しやすかったように思います。

同じ曲を繰り返し歌うことで、『聞いたことがある=安心』とか『寝るときの音』というように変わっていくみたいです。

CDはいくつか試しましたが、効果的だったのはこの『オルゴールCD』でした。
寝るまでエンドレスでかけっぱなしに(笑)

眠りの浅い昼寝の場合

これはうちの息子のパターンですが、昼は夜以上に中々寝て切れませんでした。
なので、中々寝ないときはベビーカーに乗せて散歩です。

もちろん気が散らないようにフードはかけています。
そのうえで、公園の前の石畳の上を行ったり来たり。

平らなアスファルトだと中々寝ませんでしたが、石畳などガタガタの道だといい振動になるようで、10分もしないうちに寝ちゃってました
家に帰るときは、玄関にそのままにしておけばOKなので、リーサルウエポンとして発動させてましたね。

抱っこひもでも着地失敗する場合

抱っこひもを使って寝かしつけた後の着地は、腕に抱っこするときより格段に成功率は高いと思います。

ダメなパターンの1つとして、置くときわざわざ抱っこひもから出しておこうとするママがいます。
抱っこひもごと置いてしまえば、かなりの着地成功率になるので、あえて余計なことはしないようにしましょう。

それでもダメな場合はアイテムを使ってみてください。

  • バスタオルを赤ちゃんと自分の体の間に挟む
  • バウンサーに着地させる

タオルを挟んでおくのは託児の時に開発しました。
赤ちゃんが抱っこひもで抱っこされているときは、かなり顔も密着してくっつきますよね?
だから着地の時、ちょっと離れたらバレてしまうという感じだと思います。

そこで、赤ちゃんと自分の体の間にバスタオルを顔まで隠れるくらい全部挟んでおきます。
そうすると、着地したときも顔から体までタオルがかかっているので、置きにくくなります。
着地させたら息が苦しくならないように、顔からタオルをそっと外してあげてください^^

更に着地をバウンサーにしてみると、着地成功率は飛躍的に上がります。

こんな感じですが、使う時期だけレンタルすることも出来ます。
サロンでは、中古になりますがBOOK・OFFで2000円前後のものを2台用意しましたが、シーツだけ洗えば問題はなかったです。

着地のタイミングでゆらゆらをかましておけば、一瞬『う~ん(-ω-)』ってなってもそのまま寝てくれます v( ̄ー ̄)v
エルゴ+バウンサー最強説が私の中で確率しました。

まとめ

色々細かくご紹介してきましたが、あなたのお子さんにもきっと『ゴールデンルール』というものがあるはずです。
他の寝つきが良いお子さんと比べても何も変わらないので、そんなことは気にせずどうやってあげたら寝やすいのかな?
と、優しく向き合ってあげてくださいね^^

また、寝つきの意外なコツとしては、『活動量を多くする』ことが挙げられます。
ハイハイが始まって来たら、親が全力で向き合ってあげて、笑わせて、動かしてあげることです。

親も子供も『0歳児』からのスタートです。
いろんなことを手探りしながら、一緒に育っていければよいですね♪