初心者の家族でも、比較的釣りやすい釣りの一つがハゼ釣りです。
シーズンに行けば、初めてでも数を釣っている人もいますし、海からチョイ投げでキスなどほかの魚を狙っていても雑魚として釣れちゃうくらいです(笑)
もちろん、見当違いの時期に見当違いの場所で釣り糸を垂らしてもなかなか釣れないですからね^^;
ある程度のコツは必要だと思います。
ということで今回は、ハゼ釣りの時期や仕掛けと初心者向けのチョイ投げのコツまでをまとめてみました^^
ハゼ釣りの時期
ハゼ釣りは割と簡単に釣れるという印象かと思います。
その通りで、一応年間通じていつでも釣れるといえば釣れるからということもあるかもしれませんね。
まぁ、なので初心者の方にはやっぱりおすすめで、息子のハゼ釣りデビューは3歳でした(笑)
あーこのころはふっくらしててかわいかったな~・・・
これは自宅マンション前の隅田川です。
こんな近所でも釣れちゃうので、小さいテーブルと椅子をもっていって、ランチをしながらハゼ釣りをしていました^^
ホットドックを食べながら、釣り糸の先をじっと見つめていますね(笑)
手軽にできるので、ちょっと天気のいい日はこんな感じで遊んでいました^^
ただ、年中釣れるといっても、ハイシーズンは有ります。
ハゼ釣りのベストな時期は6月~10月頃です。
もちろん地域によって多少差が出てきますが、おおよそ2月~4月頃の春先に産卵して夏から秋にかけて育っていきます。
なので、良く釣れるマハゼだと夏くらいの時期だと7~10cm位、最盛期の9月~10月は10cmを超える大きさになって来ますv( ̄ー ̄)v
これは夏休みにマンション前の隅田川でとったハゼです。
息子の手のひらサイズなので、8cmくらいかな?
ハゼ釣りの仕掛け
ハゼ釣りの釣り方・仕掛けは色々ありますが、私がいつもやっている釣り方はチョイ投げです。
これが一番シンプルで、この釣り方が出来るとキスやカレイを狙った投げ釣りも出来るし、初心者ならまず覚えたほうが良いと思いますよ。
仕掛けはネットでも売っていますが、釣具屋さんにいけば買えます。
チェーン店なら必ずハゼ釣りコーナーがありますし、海近くの地元の小さな釣具屋さんでも『ハゼ釣り用のチョイ投げ』で見ればすぐわかります。
必要なものをまとめると。
- 釣竿:1.8m~2.7mくらいで十分
- リール:小型のもので十分、ライン(糸)は巻いておいく
- 仕掛け:釣具屋さんで購入可
- オモリ:なす型の5号から10号くらいで十分
- 天秤:仕掛けについていなければ
最初の図解ではごちゃごちゃとパーツの名前が出ていますが、用意するものはこれだけで大丈夫です。
竿もリールも、遠投するわけではないので、これくらいで十分です。
お子さんが使うとしたら、扱いやすいようにもっと短い竿でも大丈夫ですよ。
竿が短くてもリールでちょっと投げるので、釣れる範囲は大して変わりません。
針は?って思ったかもしれませんが、仕掛けが針のセットです。
この仕掛けのように、ハリ+オモリ+天秤が全部セットになっていれば、仕掛けと竿とリールだけで大丈夫です。
ハリだけのものであれば、その分安いですが重りと天秤は別に用意してくださいね。
天秤は、仕掛けやオモリが絡みにくくするために必要なものです。
順番としては。
- 釣竿にリールをセットする
- 釣竿のガイド(わっか)にライン(糸)を通す
- 天秤の上にラインの先を結ぶ
- 天秤の下にオモリをつける
- 天秤の横に仕掛けのフックを掛ける
これでハゼ釣りの仕掛けの完成です。
写真の仕掛けであれば、初めから天秤もオモリもついているので、釣竿にリールをセットしてラインを通したら、仕掛けを付けて終わりです。
針は根がかりなどで切れることが結構あるので、予備で何本かあると安心ですよ^^
ハゼ釣りの餌とチョイ投げのポイント
竿や仕掛けが容易で来たら次はエサですね。
まずエサの説明からしていきます。
ハゼ釣りのエサ
エサはゴカイかジャリメという、ミミズみたいなものを使います。
ハリにつけようとすると、牙を出してきますが、たいしていたくないのでビビらずつけてください(笑)
エサの付け方は、ハリに沿って曲げながらつけて、なるべくハリを隠そうかなって思っちゃいそうですが、自然にまっすぐつけたほうが良いみたいです。
食いが良い時はハリから垂らすエサの長さは短くしてエサ取りを回避して、食いが良くない時は長めにエサを残して垂らすとハゼにアピール出来ます。
何か突っつくのに、あげると釣れていないな~という時は短く、あたりがないな~という場合はちょっと長めに残すって感じですね^^
では全ての用意が出来たら早速ハゼを釣ってみましょう!
ハゼ釣りのチョイ投げのポイント
ハゼは比較的初心者でも釣れる釣りですが、その中でもチョイ投げで沢山釣るためのポイントをご紹介しますね。
まず割と影響が大きいのが時間帯です。
釣れる時間帯
どの魚にも釣れる時間帯と、まったく釣れない時間帯があるので、あたりもなく全然釣れない時は場所を変えるなどしてみて下さい。
それでも釣れない場合は、時間帯が悪いかもしれません。
釣れる時間帯を『時合(じあい)』と言いますが、これは魚や場所、潮の満ち引きにも関係して一概に言えないんです。
ただ、その中でもハゼが釣れやすい時間帯は満潮前後です。
岸からチョイ投げで釣る場合は、浅い岸側によって来てくれないと釣れませんよね?
潮がひいているときはどちらかというと沖の方にいます。
潮が満ちてくると岸の方まで来るので、ハゼは満潮前後が釣れやすい時間帯と言えますね^^
ただ、満潮になって潮が止まると一旦釣れなくなることもあるので、その場合はちょっと休憩してもいいかなと思います。
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落ちてきたえさに反応する
息子は釣れる時は一生懸命にやるんですが、釣れなくなるとすぐ置き竿をしてどっかに遊びに行ってしまいます^^;
そうすると余計に釣れなくなってしまうんですよね。
ハゼは上から落ちてくるものに興味をもって反応します。
エサが止まっていると、目に前にあるのに全く反応しない場合もあるくらいなんです。
そのため、仕掛けを投げ入れた時にいきなり食いついてくるというパターンも非常に多いです。
投げいれてちょっと様子を見て反応がない場合は、ちょっと竿を立てて仕掛けを引き寄せるようにします。
それから竿を前に出して戻しながら、近づけた分だけライン(糸)をまいてください。
そうすると、動いて上から落ちてきたエサにハゼが食いついてきます。
これで反応がなければ、また竿を上げて仕掛けを寄せてラインを巻く、ということを繰り返してハゼを誘います。
根が多いところでこれをやるとすぐに根がかかりしてしまうので、その場合はその地帯だけさっと巻いて手前に寄せてみて下さいね。
あたりがあったら竿を立てて合わせます。
合わせは時によってさっとあげる時もあれば、ワンテンポ待ってから合わせたほうが良い場合とあるみたいなので、合わせが良くない場合は色々試してみて下さい!
最後に
いかがでしたか?
なるべく分かり易く説明させて頂いたつもりですが、分かりづらいところがあればお気軽に聞いてください^^
ハゼ釣りは子どもでも教えてあげれば、割と釣れる釣りです。
仕掛けも、釣具屋さんで揃えてしまえば、安価でそろってしまうので、手ごろさもあっておススメです。
是非今シーズンはお子さんを連れて行ってげてくださいね。