今回は、初日の出を富士山と一緒に拝む初心者歓迎の登山プランについてです!
富士山の山頂から太陽が出てくる、ダイヤモンド富士を見に行きましょう!
前回の記事で脈略なく登山の話をしたら、山の話をしたくなってしまいました^^
何度か登ったことのある山について、ご紹介をさせていただきます!
富士山から初日の出は見れないの?
なんで今回、富士山から昇ってくる初日に出にして、富士山から直接見ようとしないのか・・・
『富士山 初日の出 登山』なんて検索すると色々出てきますが、答えは簡単、素人には到底無理だからです^^;
富士山が山開きしているのは7月と8月だけということは知っていますか?
私は逆にこの時期は混み過ぎて嫌なので、いつも前後で時期を外して登りに行っています。
これ、山開き1か月前、6月上旬に上った富士山です。
これなんだかわかります?
正解は9.5合目の山小屋の屋根です。
山小屋の屋根に上れちゃうんですよ(笑)
次は、これわかります?
同じく9.5合目付近にあった鳥居です。
斜度も見てもらえば急なのが分かると思いますが、登山道のロープが隠れて見えないので、直登しましたけど・・・大変でした(>_<)
この時、一人で登ったのですが、往復で会った人は7人だけでした^^
夏なら1日平均5,000人は、登っている計算になるんですけどね。
富士山頂は、夏でも気温がマイナスになることがあります。
この時は9月の中旬の山頂ですが、すでにマイナス5度くらいのご来光でしたよ。
雨が降ってきて、かなり凍えそうになりました。
もう人もだいぶ少ないですね。
上の写真が山頂から旧観測所を映したもの。
ご来光の明かりで綺麗ですね~
下の写真がご来光です。
初日の出を見るなら一番冷える明け方に山頂ですから、冬ならマイナス30度は覚悟しないと・・・
さすがに難しいことはわかりましたので、富士周辺から富士山と初日の出を楽しむことにしましょう!
どうせならダイヤモンド富士を見てみたい!
富士周辺から富士山をバックに、初日の出が見れたら感動するでしょうね~^^
それだけなら、富士五湖の本栖湖や精進湖は、富士山の初日の出スポットとして有名です。
でも、結構混みますし、どうせなら頂上から日の出が上がってくる、『ダイヤモンド富士』を見たいじゃないですか!
ダイヤモンド富士とはこいつです!
写真参照:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-257008.html
普段見にいけないので、皆既日食なみに感動しますよ!
私は、初日の出ではないのですが、2月にダイヤモンド富士にチャレンジしたことがあります!
そのスポットとは、龍ヶ岳!標高1,485mなので初心者でも大丈夫!
でも、あまりナメ過ぎないでくださいね♪
例えば、高尾山はケーブルカーありで標高599mですから^^
それよりはちょっと大変ですよ。
ただ、登山口がすでに900mなので、実際に登るのは600m弱だけです。
東京スカイツリーに登るようなものです!
富士山頂からのご来光よりこっちの方が魅力的じゃないですか~!?
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龍ヶ岳登山の手引き
さあ、早速富士山の初日の出をダイアモンド富士で拝みに行きましょう!
必要な装備は?
遭難するような山ではないと思いますが、冬の対策は十分に必要です!
なんせ一番気温が下がる明け方に、登らなくてはなりませんからね^^
必需品
- ホッカイロ(出来れば貼るタイプと靴用)
- 防寒着
- 登山靴orトレッキングシューズ
- 水筒(暖かい飲み物を入れる用)
- 軽食
- 雨具
- アイゼン等
- ヘッドライト
ホッカイロはそのまんまですが、貼るタイプだけではなく足先が冷たくなるので、靴用もあると助かります。
防寒着はマイナス10~15度まで耐えられるくらいにしておきましょう。
行く時はいつも深夜に登り始め、山頂でテント泊しますが朝方マイナス15度でしたよ。
靴はスニーカーよりも高さがあって、足首が隠れるようなものにしましょう。
登山靴が無くても、せめてトレッキングシューズは、欲しいところです。
自販機などもないので、暖かいものは持っていきます。
滞在時間もかなりあると思いますので、腹ごしらえできるよう食べ物も持っていきましょうね。
アイゼンですが、靴の底にはめる滑り止めです。
私は歯が12本と6本を持っていますが、龍ヶ岳ならこれで十分ですよ^^
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経験上、1月だと大抵大丈夫ですが、今年はアイスバーンだったようです。
準備は非常に重要なので、しっかり用意しておきましょう!
わからないことがあれば、遠慮なくコメントをください!
登山ルートは?
普通に登れば大体2時間で山頂に到着です。
スタートは、本栖湖畔にある本栖湖キャンプ場です。
すぐ入口に大きな駐車場があるので、そこへ車と停めていざ登山口へ!
登山口はキャンプ場を、案内板をたどって抜けていきますが、夜だと暗くてかなり分かりにくいので、注意してくださいね^^
そしていきなり狭い急こう配です。
この時は駐車場から雪が積もっていました。
およそ4分の1位進むと広場に出てベンチがあります。
帰りには本栖湖が綺麗に見えると思いますよ^^
さらに4分の1位、行程の半分くらいで東屋(石仏)に到着です。
ここまできたらちょっと休憩しましょう。
登りは真っ暗ですが、帰りはこんな感じで龍ヶ岳山頂が見えます。
さらに4分の1位進むと、『あれ?山頂に着いたかな?』とだまされるポイントがありますがまだまだ先です。
暗くてよく分からなく、ちょっと広くなった場所で、いつも勘違いしてしまいますが山頂はもう少しです。
ついに山頂へ付きました!
明るくなるとこんな感じに広くなっています。
山頂に着いたら、しばしダイヤモンド富士を待ちます。
いよいよか!
きた~!!!
って、あれ~!!!
横から上がってる~!!!
そんなまさか・・・
実はこれ、先程お話しした2月のものです。1ヶ月ずれると駄目ですね^^;
お正月はバッチリ見えるので、今度改めてチャレンジしたいと思います!
アクセスなど
車では、中央道の河口湖ICから富士スバルライン経由で30分~40分です。
龍ヶ岳から、ダイヤモンド富士を見れる時期は、12月3日~1月9日頃までで、日の出の時間は7時40分~50分頃です。
平均で2時間くらいあれば登れますが、登る時間は人によってかなり違います。
若い方から、60代、70代の方まで登っているので登れないことはないと思いますが、慣れていないと時間がかかることもあります。
私が始めて登った時は、テントを持っていたこともあり時間がかかり過ぎてしまいました。
結局山頂での日の出をあきらめて、中腹の石仏から見ることになってしまいました(汗)
時間に余裕を持たせるか、寒い中待つのが嫌なら無理せず中腹の石仏から見てもいいと思いますよ^^
編集後記
正直、普通に初日の出を見に行くより数倍大変かと思います^^;
でも、その分得られるものは大きいですよ!
高尾山など、トレッキングや軽登山が出来る方なら全く問題なし!
山が初めてでもゆとりを持っていけば、初心者でも大丈夫です。
ただし、本当に寒いので、防寒はしっかりと!
私は寒さをしのぐ為にバーナーと、コーヒー、カップラーメンは、いつも持参していきます。
後は天気が晴れることを祈りましょう!