材料の種類も少なく、揃えてしまえば梅ジュースは意外と簡単に作れるのを知っていましたか?
漬けてから早ければ1~2週間で、しっかり漬けても1か月ででちゃんと飲めるようになるんです^^
梅は体にいいし、夏バテ予防や健康維持のためにもおすすめです♪
子どもにもできる作業も多いので、家族で作ってみてください^^
出来上がりまで、みんなで楽しみに待つのもいいですよ。
では早速梅ジュースの簡単な作り方をご紹介させていただきます♪
梅ジュースの簡単な作り方
梅の時期になると梅酒作りをされている方は、意外と多いかもしれません。
我が家も毎年作るようになりましたし、実家からも送られてきます。
≫ ≫ ≫ おいしい梅酒の作り方はこちら
でも、梅ジュースを作っている人ってなかなかいないですよね(笑)
少なくとも、私の親戚の中ではいなかったですね。
梅酒にしても梅ジュースにしても、作れる時期は決まってます。
その時期に準備をしておかないとなかなか作れないので、まず梅の時期についてお伝えします。
梅の時期
梅の花は大体2月ごろから咲き始めますよね。
冬の寒い時期から春先です。
梅の実は花が咲き始めてから、大体3か月くらいで収穫できるようになるので、私が住んでいる東京では5月~6月頃。
正確に言うと、私の場合は5月後半から6月頭にかけて、義姉の家に採りに行きます。
スーパーに並ぶのも大体この時期です。
冷凍にしておいて、あとから作るにしてもこの時期買って置かないと、わざわざネットで冷凍を仕入れないといけなくなります。
毎年この時期は、スーパーをチェックしてみてください ( ̄ー ̄)ニヤリ
梅ジュースの材料
梅ジュースの材料はいたって簡単。
梅の時期にスーパーに行けば一気に全部揃っちゃいます。
- 青梅:1キロ
- 砂糖:1キロ
- 密閉できるビン:口が広い5リットル
- 爪楊枝OR竹串:作業する人数分
青梅
普通、梅酒も梅ジュースも熟していない青い梅を使います。
美味しく作るには、実が大きく傷がないものを選んでください。
スーパーで買う場合は傷のチェックと、大きさは2L以上が良いと思います。
梅は常温で放置しておくと、2~3日で色が変わって熟してきてしまいます。
週末採ってきて、数日後置いておいたらこんな感じになってしまいました。
熟している梅はダメということはありませんが、梅のエキスが出にくくなります。
それに、青梅よりも発酵しやすいためカビも生えやすいので、青梅を採ってきたり買った後は、すぐに漬けるようにしてください。
氷砂糖
砂糖は梅と同じ量を使いますが、甘さを控えめにする場合は、800グラムとか700グラム位でもOKです。
上白糖など、普通のお砂糖を使っても大丈夫ですし、その方が早く溶けてくれます。
水分を入れないで、砂糖が解けてジュースができるので、あまり粒が大きいものだと時間がかかります。
あまりにも粒がデカい場合は、割って入れてもいいと思います。
密閉できるビン
スーパーで梅を買うなら、必ず近くに果実酒用の瓶があるはずです。
ホームセンターなどでも、この時期は売っていますので、専用の瓶があると後々楽ですね。
これは5リットルのビンです。
梅と氷砂糖の量を考えると4リットルでも大丈夫ですが、これくらいの大きさがあると漬けている時にかき混ぜやすいです。
もちろん密閉できれば、専用のものでなくても大丈夫でが、口が大きくないと出し入れが面倒です。
竹串or爪楊枝
梅のヘタを取るのに使います。
金属のものは梅と相性が悪いので、家の中で竹串か爪楊枝を探してみてください(笑)
梅ジュースの作り方の手順
梅ジュースの作り方ですが、梅酒を作ったことがあれば楽勝です。
ほぼ同じような感じで作っていきます。
手順の流れを説明している動画があるので、こちらも参考にしてみてください。
ビンの消毒
ビンに熱湯を入れてぐるぐる回し殺菌します。
殺菌したら、キッチンペーパーなどでよく拭き取り、しっかり乾燥させてください。
水分が残っていると、カビが生えやすくなります。
うちでは日の当たるところで、ビンをひっくり返して乾燥させています。
青梅を洗う
冷水でしっかり洗って、青い梅の場合2時間くらいアク抜きをします。
熟してしまった梅の場合は、アク抜きは必要ありません。
梅をしっかり拭く
キッチンペーパーなどでしっかり水気を取り除きます。
こちらも水気が残っていると、カビが生えてくる原因となってしまいます。
梅のヘタを取る
竹串か爪楊枝を使って、梅のヘタを取ります。
ヘタを付けたままにすると、甘い味が落ちてしまいます。
この作業は地味なので、家族みんなで楽しくやりましょう。
うちの息子はこういう地味なコツコツ作業が大好きなので、自分が飲むためにも一生懸命手伝ってくれます^^
梅と氷砂糖をビンに入れる
初めに梅を1段入れて、上から氷砂糖を同量入れます。
その上にまた梅を入れて、氷砂糖と交互に入れていきます。
おすすめしている果実酒用の広口の5リットルくらいのビンであれば、半分ずつ2回に入れてしまっても大丈夫です。
冷暗所で保存する
納戸などの冷暗所で保管します。
梅酒と違って梅ジュースは最初に水分がありません。
砂糖が解けてくるのを待つことになるので、毎日ビンをコロコロ転がして混ぜてください。
1週間から10日くらいで飲めるようにはなります。
1か月くらい経ったら、梅を取り除いて完成です!
生梅はそのまま置いておくと腐ってくるので、そのまま放置はしないでくださいね。
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梅ジュースを作るときのQ&A
色々調べてみると、人によって手順などが違うので、『どれが正解?』と思ってしまいませんか?
『これが一番いい!』というわけではないで、どれでもいいと思います。
ただ『なんでそんなことをする?』ということについて説明しますので、やるかやらないか好みで選んでくださいね。
保存後加熱殺菌は必要なのか?
農家の方なんかは、漬けこんだ後そのまま保存せず加熱して殺菌をしています。
動画にはありませんでしたが、これは梅ジュースを長持ちさせる方法なんです。
耐熱のビンであれば、お湯にそのままつけて10分から15分くらい入れて加熱殺菌します。
もちろん鍋に入れて火をかけてもいいので、沸騰させないように気を付けてください。
最後にアクをとってから、密閉し冷蔵庫で保管すれば1年くらいは大丈夫です。
ただ、日々飲むために開け閉めしているようなら、1年持たないかもしれないので、早めに飲んだ方がイイと思います。
漬ける前に冷凍するのか?
梅を洗ってヘタをとった後、一旦冷凍してから漬けている方も結構います。
時期以外でも、年中梅ジュースを作りたいということなら、梅を冷凍しておくといつでも好きな時に作ることができます。
ヘタを全部取り終えたら、丸1日以上冷凍庫に入れて凍らせて、ゆっくり解凍してから漬け込みます。
梅を凍らせることで、梅の細胞は破壊されます。
そうすると、梅のエキスが出やすいので仕上がりが少し早くなるということです。
ただし、その分梅の風味は落ちてしまいますし、面倒なので私はやっていません(笑)
冷凍した梅を使ったら、1週間から10日で梅のエキスは全部出切ります。
青梅より皮や実が散らばりやすいので、その場合はこしてから保管してください。
砂糖は氷砂糖じゃなくてもいいの?
梅酒は氷砂糖で作るのが一般的なので、梅ジュースも氷砂糖が主流で使われているみたいですね。
でも、砂糖なら何でも大丈夫なので、普段使っている砂糖でも全然OKです。
梅ジュースは、砂糖が解けてできるので、氷砂糖よりも普通の上白糖などの砂糖の方が早く溶けて出来上がります。
私は梅酒と一緒に作っているので、氷砂糖を使っていますが、これは好みで選んでください^^
青梅に竹串などで穴をあける必要があるのか?
梅酒を作るときも、梅ジュースを作るときも、どちらも悩みました。
竹串などでブスブス刺した方が、梅のエキスが出やすいんじゃないかって思いますよね?
結論から言うと、これは必要ないですね。
せっかく傷がない梅を用意したなら、そのまま使えばいいと思います。
何もしなくてもしっかり浸透しますし、余計なことをすれば梅が崩れやすくなって、こすのが面等になるだけでした。
梅ジュースが完成する前に発酵した
私はまだ発酵させてしまったことはありませんが、実家に聞いてみたらお酢を少し入れるといいみたいです。
梅1キロだったら、お酢は100ミリリットル程度でOKです。
もし発酵してしまったら、加熱処理します。
まず梅を取り除いてからアクを取り除きます。
その後、熱湯を張りビンをつけて加熱処理するか、鍋に移して沸騰しないように加熱処理すると発酵は収まります。
加熱処理が終わったら味がなくならないように、氷水などでよく冷やしてから、冷蔵庫で保存してください。
まとめ
作り方は意外と簡単ですよね。
知らなかっただけで、わかってしまえば誰でもできると思います。
我が家も、自家製梅酒を作るようになったんですが、梅ジュースは作ったことがありませんでした。
ただ、息子が『大人ばっかりズルい!』と言い出したので、梅ジュースも調べて試しに作ってみたんです。
ヘタを取り除くのも、出来るまでビンを毎日コロコロ転がすのも、子どもと一緒にやれば結構楽しい^^
ただやるだけだと作業になってしまいますが、一緒に作るだけで全然違いますよ。
今回の梅ジュースは結構濃いので、そのままではなくお水やソーダ、冬ならお湯などで4倍程度に割って飲んでください。
特に夏には、夏バテ予防に最高なので、お子さんに飲ませてあげてくださいね。
大人には、梅酒も同じくらい簡単なので、こっちも是非一緒に作ってみてください。
≫ ≫ ≫ おいしい梅酒の作り方はこちら
それでは家族で楽しみながら梅ジュースを作ってくださいね^^