PM2.5の対策で子供を環境汚染から守りたい!だって、PM2.5怖すぎですよね^^;
北京の人良く生活できるな~と、ニュースを見るたびに思います。
だって数メートル先が見えないんですよ!?
しかも、とうとう関東まで注意喚起情報が(>_<)
山登りをする私としては、北京市内のようにあれだけ前が見えないと完全に『濃霧』って思っちゃいます。
そんなレベルです。
しっかり知識を入れてPM2.5対策で子供を環境汚染から守りましょう!
PM2.5とは?
もうPM2.5とは何かって、かなりニュースで取り上げられた時期もあるので、ご存知の方が多いと思います。
ざっくり言うと、大気汚染のもとになっているすごい小さい物質、ということはご存知ですよね(笑)
ざっくり過ぎるので、もう少し詳しくお伝えすると、大気中にある直径2.5μmよりも小さい微小粒子物質のことです。
どれだけ小さいかというと、1μm(ミューミリ)は1mmの1,000分の1なので、良く分からないほど小さいということは理解できますよね^^
元々環境基準として対策を進めてきたのは10μm以下でしたが、その4分の1以下の大きさのものがPM2.5と呼ばれています。
で、何をそんなに騒いでいるのかというと、髪の毛の太さの30分の1の大きさしかありません。
あまりに小さいため気管を通過しやすく、簡単に肺の奥まで入ってしまうということです。
では、PM2.5が発生する原因について解説していきます!
PM2.5はどうやって出てくるの?
これを見たら『そりゃひどい事になるよね・・・』って感じになります^^;
PM2.5がなんで出てくるかというと、物を燃やした時に直接出てくるものと、硫黄酸化物や窒素酸化物、揮発性有機化合物などがあります。
聞くだけで体に悪そうなものが、大気中で化学反応を起こした時に発生します。
こんなのが肺の奥まで入ってくるなら、当然呼吸器系には悪いでしょうし循環器系にも影響が懸念されています。
発生源は焼却炉などの煙突から煙が出てくる施設、コークスとや鉱物などの堆積場など、粉じんが出てくる施設などが挙げられます。
それ以外に身近なものであれば、自動車や船、飛行機などの乗り物もそうですし、火山などの自然が発生させる場合もあります。
もちろんご存知の通り、中国由来のPM2.5が問いだたされていますが、関東でも千葉だけ注意喚起情報が出た理由として、湾岸のコンビナートがあげれられると思います。
元々数値が高かった、ということでしょうか・・・
では、基準値はどうなっているのでしょうか?
PM2.5の基準値とは?
基準値について触れている一般サイトは、あまり見かけませんが、個人的にすごく気になります。
だって、何を基準に注意喚起情報が出ているかあなたはご存知ですか・・・?
『国が決めた基準=70μg/㎥』をもとに、ニュースでも話が進められていますよね。
じゃあ、この基準って何?
『環境庁のHPに注意喚起のための暫定的な指針』というものがあります。
これによると、『不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らす。』とあります。
『用が無いなら外に出ちゃダメ』って、注意というか警報じゃないかと思うのは、私だけでしょうか・・・?
環境基準は、日平均値35μmとされていて、これを超えると注意喚起はでなく、『行動を制限しないが、体調の変化に注意する』とも指針にはあります。
この時点で注意が必要なのでは・・・
そして、これは短期的な環境基準ですが、長期的な年平均値の基準は15μmなんです。
注意喚起が出る70μmという数字は、基準ではなく注意喚起を出すための指針の数字です。
もっと自分たちでチェックして、気ををつけないといけないのだと思いますよ。
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PM2.5対策で子供を守る!
前置きが長くなってしまいましたが、注意喚起が出たときだけではなく日頃から対策が必要だということを、お伝えしたかったのです。
まず基本的な対策としては、
- マスクを着用する
- 空気清浄機を使う
- うがい手洗いをする
この3つは当たり前のことですよね。
マスクで注意してもらいたいことは、PM2.5対策にならないマスクもあるということです。
あまりに小さいので、対応しているマスクを選んでください。
そして家の中では、空気清浄機を使いましょう。
中国に駐在している日本人には、空気清浄機を買うための、補助も出ている企業もあるくらいです。
おすすめはこちら!しっかりPM2.5に対応していて省エネ・簡単・場所とらない!
我が家はでっかいのを買ってしまったので、結構邪魔です・・・
そして、これもチェックしてもらいたいのですが、PM2.5の予報です。
左の真中下の方を見ていただくと、1.2時間遅れで観測地点毎に実績を見ることができます。
ちなみに私の家の近所では、お昼頃に日平均値の環境基準超えがありました(>_<) 子供には外遊びをさせてあげたいですから、これを確認してから連れて行ってあげたいです!
PM2.5が増える時期は?
気をつけたい、PM2.5の飛来が増える時期ですが、まず黄砂と共に毎年やってくる春先です。
ちなみに、東京で大規模な煙霧(けんむ)>が確認されましたが、これは黄砂は無関係のようですね。
その時の煙霧の境目の写真です。
拡大すると分かりやすいですが、右側は晴れているのに、左から煙がやってきています。
話がそれましたが、春先は花粉もありかなり警戒が必要ですよね。
それ以外にも、12月以降の冬場も中国で暖房の為の石炭消費が増えます。
ただし、最近は特に理由もないのに急激に増えている時もあります。
これからすると、時期を問わずに警戒をしておかないといけないのかもしれません。
抜本的に産業構造を、すぐに変えることはできないので、このまま行けばしばらくはこのPM2.5への警戒は続きそうですね^^;
編集後記
ちょっと大げさに書きましたが、注意喚起がなされる指標を超えたとしても一時的なら、すぐさま何かが起こることはあまりないと思います。
しかし、今後長い間このような生活が続くとなるとどうなるでしょう。
これから大きく育っていく子供たちは、まだまだ数十年生きていかなければなりません。
その時どうなっているのか本当に心配です。
まず、日常できる対策を行って、子供たちを守っていきましょう!