インフルエンザの予防接種を、受けたあと、腫れや発熱が出た!!
こんな場合、インフルエンザになってしまったのか副作用なのか、原因がわからないと心配ですよね!
それに、これから予防接種を受けるか受けないか悩んでいる方が、気になるのも副作用ですよね。
私の息子も敏感に反応するからか、毎回腕が腫れあがり発熱します。
腫れもひどい時は肘まで腫れて、腕の太さは倍くらいになったこともあります(>_<) こういう状況を見たり聞いたりすると、心配ですし予防接種を受ける事を躊躇してしまいますよね^^;
今回は、インフルエンザの予防接種の腫れや熱などの副作用について、なぜ起こるのか、どんな症状があるのかお伝えしていきたいと思います。
予防接種でなぜ副作用が起こる?
よくある副作用の原因と症状とは?
予防接種全般に言えることですが、予防接種とは予め『異物』を体内に入れるんです。
体がその『異物』を排除しようとして、抗体を作らせるためのものなのです。
要するに、『わざと軽く病気にする』、ということですから、予防接種を受けると抗体を作ろうとして体の中で戦っています。
そのため、その反応として腕が腫れたり、発熱したり、かゆみが出たり、という副作用(正式には副反応)が起こります。
注射した場所に出る局所的な症状
- 腫れる
- かゆくなる
- 熱を持つ
- 固くなる
- しびれる
- 痛い
これらの症状は、10~20%の割合で起こります。
結構な確率ですね^^;
でも、軽微なものであれば、普通2~3日で回復しますよ。
- 全身で出る症状
- 発熱
- 頭痛
- 寒気
- 倦怠感
- 嘔吐・吐き気・下痢
- めまい
- 関節痛・筋肉痛
こういった全身の反応も5~10%程度起こるそうですよ。
これらの症状を見ると、なんだかインフルエンザになってしまったかのように思えますよね?
でも、インフルエンザの予防接種は、『不活性ワクチン』というワクチンを、使っているんです。
その為、予防接種によって、インフルエンザになることは絶対にないから安心してください♪
これらの症状も、結構びっくりすると思いますが、通常2~3日で回復します。
私の息子も、腕の腫れと発熱は、大体2~3日で治りますが、見てると結構辛いですね^^;
『なんで、病気にならないために、わざわざ注射したのに病気になるんだ!意味無いじゃないか!』
と思いますが、ある程度は起こりうる事なんですね(>_<)
アレルギー反応よる副作用
本来的反応による副作用以外に、もうひとつ考えられる原因があります。
その、もうひとつの要因は、アレルギー反応です。
ワクチンに対するアレルギー反応
- 発疹
- じんましん
- 湿疹
- かゆみ
これらも、まれのようですが、数日続くこともあるようです。
事前に気をつけなければならないのが、卵アレルギーです。
日本のインフルエンザワクチンは、海外と違い製造の過程で卵を使用しています。
検出できないレベルまで除去されていて、ほとんどの場合問題無いとされていますが、重度の卵アレルギーの場合は注意が必要です。
予防接種を受けるかどうか、悩んだ場合にはかかりつけのお医者さんへ相談してみましょう^^
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重篤な副作用
予防接種を受けるか受けないか、悩んでいる方が知りたいのはこれでしょうか?
想像するとやはり怖い・・・
非常にまれですが、ショック症状による意識障害や、呼吸困難、ギラン・バレー症候群という手足のまひやしびれなどがあります。
その他にもこんなに・・・^^;
- 痙攣(けいれん)
- 運動障害
- 肝機能障害
- 黄疸(おうだん)
- ぜんそく発作
- 脳炎・脳症
- 脊髄炎
*嘔吐・吐き気・38度以上の高熱・発疹など
重篤な症状は、かなりまれな副作用ですが、何か変だと思ったらすぐにかかりつけなど、医療機関に相談しましょう!
接種後の1日は副作用が出ないか反応を見て、激しい運動や大量のお酒は控えるようにしましょうね^^
気になるお風呂は1時間くらい経過していれば問題ないそうですよ。
編集後記
インフルエンザに限らず、予防接種は副作用・副反応よりも、その病気になってしまう方が重大だから受ける、と言えるかも知れないですね。
心配される副作用も、すべてが予防接種によるものかどうか、因果関係についてはわからないものもあります。
最終的に受けるか受けないかは、かかりつけのお医者さんに相談しながら、判断していきましょう^^