私が初めて富士登山にチャレンジしたのは、30歳を過ぎた頃。
『一度でいいから日本一の場所へ!』という思いは、誰しも抱くものですよね ヾ(=^▽^=)ノ
アウトドアは大好きですが、それまで私は登山なんかした事がありませんでした^^;
高尾山すら、小学校以来登った事がなかった位(笑)
そんな私でも1回目のチャレンジから、運良く登頂は出来ましたが、舐めてかかったので、何とも無残な登山に・・・
登山が初めてでも、準備を万全に行い、条件が揃えば、富士山だって十分に登れる山ではありますが、条件次第では、ベテランだってあきらめることだってある山だという事は、ご存知でしたか?
まあ、私のように舐めすぎなければ良いだけなんですけどね^^;
という事なので、『初めて富士登山にチャレンジする!』というあなたの為に、ワクワク、ドキドキの初富士登山を、無事に成功させるための、『富士山の初登山、
初心者ガイド』をまとめてみました♪
実際に何度か富士山に登ってみて、注意しておきたい事を、若干脅かしながら(笑)解説していきたいと思います^^
ではでは、早速どうぞ~
富士登山の基礎知識♪
初めに富士登山の基本的な事をお伝えしたいと思います。
ここは『なるほど』と思ってもらえれば大丈夫です v( ̄ー ̄)v
山開きしているのは2ヶ月間だけ!
富士山の山開きは7月上旬で、一般的な登山期間は8月までの2ヶ月間だけ!
この期間は、山小屋も売店もあるので、比較的安心して登山が出来るというわけです ( v ̄▽ ̄) ゴー♪
9月の2週目には、早ければもう雪が舞う事も・・・
逆に山開き前は残雪が残っていて、かなり危険な状態なんですよね^^;
ちなみに6月上旬に富士山へ登山した時の記録がこちらにありますので、時間があったら覗いてみてください ( v ̄▽ ̄) イエーイ♪
⇒ 富士山の登山!5月6月に登れるのか?初心者の実録を大公開!
初心者が山開きしている以外の時期に行くという事が、いかに無謀かという事がわかると思います(^^;)
登山ルートは4つある!
登山口は4か所あり、ルートによっては、歩く距離や斜度が全然違ってきます。
時期によっては、登山口までマイカーで行けず、バスで移動しなければならないことも (; ̄Д ̄)なんじゃと?
難易度と交通手段を考えて、ルートを選択した方が良いですね。
マイカー規制は毎年ずれてきますので、事前に確認しましょう!
夏の富士登山は渋滞する!
私がはじめて富士登山をした時は夏でした。
これ(渋滞)が嫌で、最近は時期をズラすようになってしまった位です・・・
大抵の方が、折角富士山へ登山しに行くなら、頂上からご来光を見たい!
と思いますよね?
だからか、夜の富士山は大渋滞・・・
登りと下りが同じルートだと、待ったりする分、余計渋滞しやすくなります。
お盆や週末など、渋滞しやすい時期もあり、人気のルートは常に渋滞しますので、快適にマイペースに登りたい場合は、混雑する時間や時期を、外して行くのが良いかもしれません^^
トイレは夏だけ?
夏に富士山へ行くなら、トイレは山小屋にあるので、女性でも問題ありません ( v ̄▽ ̄) イエーイ♪
でも、富士山のトイレはチップ制!!
そりゃ、清掃も大変ですよね^^;
5合目から登山を始める前に、必ずトイレは済ませておきましょう!
山小屋が閉まってしまえば、当然トイレも使えません ( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!
時期を外して行く場合は、これも注意が必要なんですよね・・・
富士山は夏でも過酷な山!
毎年30万人もの登山者が、2カ月の間に集まります^^;
『こんなに多くの人が登るなら。』とか、『夏の山登り』という事から、私のように、舐めてかかる人もいるんでしょうね。
出発する前に、富士山の環境について理解しておきましょう!
じゃないと、登れないだけではなく、本当に痛い目に遭いますよ (^^;)
山頂は冬と同じ
富士山の標高は3,776mという事はご存知ですよね?
100m登ると、気温は0.6度下がりますので、それだけで平地と比べると、22~23度近く気温が低いということになるんです (/||| ̄▽)/ゲッ!!!
富士山の山頂の平均気温は、なんと7月で4度、8月で6度 (; ̄Д ̄)なんじゃと?
ご来光を見ようとすれば、一番寒い時間帯になりますから、場合によっては、マイナスになることも念頭に入れておかないと・・・
じゃあ、寒いからと言って厚着をすればいいかというと、それも違います!
スキーやスノーボードをする方はわかると思いますが、雪があったって、動けば汗をかきますよね?
富士山の登山も同じで、日中登っている時はスゴイ汗をかきます。
でも、止まると汗をかいている分、急激に寒くなったりします。
だから、登る時に汗をかいたり、雨に振られて体が濡れると、動きを止めた途端に『寒さで震えが止まらない!』ということに。
寒さ対策と、雨対策はしっかりしておかないと、痛い目に遭います・・・
私も雨が降ってきたのに、着るのが面倒で雨具を着ないで登り続けたら、山頂へ着く前に、凍えそうな位寒くなり、山頂に着いた途端に動けなくなった事があります (´゚A゚`)ウヨヨヨ
単独峰(たんどくほう)の怖さ
富士山は単独峰(たんどくほう)という事はご存知ですか?
どこの山地や山脈にも属さない山の事ですね^^
では、それは何を示すのかわかりますか?
単独峰は、遮るものが無いので、風が物凄く強く吹く時があります。
風速20mなんてざらで、雨が降るような天候が悪い時は、雨が真横から叩きつけてくるんです。
雷が鳴っている時は隠れる場所もありません。
風も体感温度を下げる要因で、風速1mで体感温度が1度下がると言われています。
天候も変わりやすく、急に風が出てきたり、雨が降りだしたりします。
条件が悪い時は登山を中止したり、天候が変わることを想定した装備が必要ですね!
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毎回高山病で倒れている人を見かける!
最近は夏を外して富士山へ行っているので、あまり見かけませんが、夏に富士山へ登りに行った時は、毎回誰かしら高山病になって、座り込み、そして吐いている人を見かけました^^;
富士山は、登山する前にしっかり高度順応させ、準備してから登らないといけない、高い山なんです (⌒~⌒ ) ウンウン
高尾山などへのトレッキングも流行っているので、同じ感覚で行くと、『頭痛・吐き気・眠気』など、高山病の症状に見舞われる事があります。
私も昨年9月に登った時、登山客が少なかったので、グングン登って行ったら激しい頭痛に見舞われて、大変でした^^;
- 防寒・雨対策の装備は万全に!
- 風が強く天候が変わりやすい!
- 高山病の対策を!
富士登山の押さえておきたいポイント
まとめ
いかがでしたか?
毎年大勢の方が登ってるので、『富士山は初心者でも簡単に登れる山。』という印象があるかもしれませんよね。
まあ、半分あっていますが、半分は誤解なんですよね。
多くの人が行くと言っても、そこは4,000m近い山なんです。
高尾山のようにハイキング気分で行けるような山ではなく、ちゃんとした登山です。
重装備の必要はありませんが、最低限必要な装備や、あったらいいな、という装備があります。
装備については、初心者なりに行った時の状況も踏まえて、こちらにまとめましたので、良かったら参考にしてみてください^^