会社に長く勤めていれば、遅かれ早かれ人事異動はあるものです。
希望通りの異動も、そうでないものも、昇進だ!栄転だ!と喜べるもの、そうでないもの。

私も会社に勤めていた時は、3年に1度くらいのペースで、異動していました。
中には『よし!』と思えるものもあれば、『この異動、俺大丈夫・・・?』と思うものと、両方ありました ( -.-) =зフウー
結局どちらなのかは、分かりませんでしたけどね^^;


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異動の内示が出た後、良くも悪くもソワソワします。
次の部署の事や、引き継ぎの事、色々気になることも多く、やることも沢山あって忙しくなりますね。
そんな時、忘れてはいけないのが、異動の際の挨拶メール

『異動したらもうさいなら~。』
なんて、わけにはいきませんよね?

今後の業務がどうかかわってくるのか、わからないし、組織ですから、また一緒に仕事をする事があるかも知れません。
しっかり挨拶までおこなって、次の職場でまた精進していきたいですね!

今回は、異動の挨拶をメールで送る時の例文を、お伝えさせていただきます!

異動が決まったら?

自己申告制度などがある企業の場合、元々何となくわかっている異動もありますが、異動ってやつは、大抵突然やってきますよね。

しかも、私の最後の異動もそうでしたが、玉突きの人事で、もとの部署で後任に引き継ぎをして、新しい部署で引き継ぎしてもらい、って大変な事になる場合もorz
玉突き人事が、後ろにも前にも繋がっていると、引き継ぎの時間調整をするだけで、結構大変だったりして ( -.-) =зフウー

これだけでも苦労しますが、忘れてはいけないのは・・・そうご挨拶
どこに挨拶をすれば良いのか、漏れが無いように、まず整理しておきましょう。

  • 異動先部署
  • 現在の部署
  • 社内関係者
  • 取引先

この辺にしっかり挨拶をしておかないと、

『なんだよあいつ、挨拶も無いじゃないか。』

って、思われるだけではないんですよね。

社内も社外も、異動を知らない場合、もう関係ないのに、

『あの、○○の件なんですけど。』

って、いつまで経っても連絡が入る事に ∑( ̄ロ ̄|||)マジ!?

あなたにとっては新天地でいかに成果を出すのか、出来ればここに専念したいところ。
そこに、あれこれ連絡がいつまでも入ってくるのは、自分が悪いものの、正直うんざりですよね^^;
せめて自分が異動した事を伝えておけば、こういった面倒もなく、今後も円滑に業務が行えそうですね。

では順番に、例文とポイントを整理していきましょう!

ビジネスマン2

異動の挨拶メールの例文とポイント

では早速、4か所へ向けた異動の挨拶メールの例文を、解説と合わせてご紹介していきます。
社内でのメールの書き方には、それぞれ文化などがあると思いますので、あなたの会社に合わせて、アレンジしながら使ってみてください!

異動先への挨拶メール

まずこちらは、社内で異動がオープンになったら、すぐに行う事ですね。
タイミングが遅くなると、『何だ今頃。』的な感じになるので、くれぐれも注意してください!

異動先の上司宛メール
≪件名:着任のご挨拶≫
○○部長

お疲れ様です(お世話になっております)。
↑ どちらか、会社で使っている挨拶を使用
○○部より××部△△課に異動とになる田中一朗です。

4月1日よりお世話になる予定ですので、
何卒よろしくお願いいたします。

これまで、本社営業部にて5年、岐阜営業所にて3年と、
営業畑を歩いてまいりました。

××部では初めての経験となり、不慣れな為、
ご迷惑をおかけするかと存じますが、
これまで以上に日々精進してまいりますので、
何卒ご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
↑ 前向きな気持ちと謙虚な気持ちを表現

(現部署の署名)

とまあ、上司宛の例文を書きましたが、これは、あなたの会社の通例を、周りに確認した方が良いと思います。
普通、いきなりメールするより、直接挨拶にいけるなら行き、無理でも電話で直接挨拶した方が良いです。

会社によって、メールで挨拶するような場合は、このような形で送りましょう。

異動先から元いた部署へのメール

異動前に所属していた部署には、着任後に挨拶メールを送ります。
新しい部署での業務で、やり取りが必要になったり、今後なんらか関係がでてくるかも知れないので、立つ鳥跡を濁さない様にしておきましょう!

元いた部署への挨拶メール
≪件名:着任のお知らせと御礼≫

○○部各位

お疲れ様です(お世話になっております)。
田中一朗です。

○○部では大変お世話になりました。
4月1日付で、無事××部△△課へ着任いたしました。
お知らせ方々御礼申し上げます。

××部での業務は初めてではありますが、
○○部での経験を活かし、
これまで以上に、精一杯努力していきたいと思います。

新しい連絡先は以下になります。
今後ともこれまで同様、
お付き合いの程(ご指導・ご鞭撻の程)よろしくお願いいたします。
↑ 会社の雰囲気や、親密度で選択

(新しい部署の署名)

報告とこれまでのお礼のあいさつになりますが、あなたとしては、これからも関係が出来た時に、円滑に業務を進められるようにする意図もあります。
『これからもよろしく。』の気持ちを忘れずに、しっかり挨拶しておきましょう!

ビジネスマン

関係者へのメール

業務上、直接のやり取りが無く、
あなたの後任の担当者が関係しない場合は、前述の例文を使って、ご連絡だけすればOKです!
業務上直接関係のある方へは、後任を伝える為の連絡と挨拶を、異動前にあわせて送った方が良いですね^^

社内の関係者への挨拶メール
(件名:人事異動のお知らせ)

お疲れ様です(お世話になっております)。
田中一朗です。

この度、4月1日付で、
○○部より××部△△課へ異動となりました。

私の業務は次の通り、
後任担当者へ引き継ぐことになりました。

後任担当者:(氏名)
メールアドレス:(アドレス)
TEL:(電話番号)

○○日以降の業務に関するご連絡は、
後任担当者宛にご連絡をお願いいたします。
↑ 引き継ぎが終わる予定の日付か着任日

短い間でしたが、皆様に、○○部在籍中、
大変お世話になりました。

××部でもこれまで以上に、
精一杯努力をしていきたいと思っております。

私の新しい連絡先は以下になりますので、
今度とも何卒よろしくお願いいたします。

(新しい部署の署名)

このメールは、これから面倒な連絡が来ないよう、あなたのこれからの業務を円滑にするだけではなく、後任者の為でもあります。

次の社外あてのメール同様、社内の関係者も、あなたから担当が変わることで、支障が出る場合もあります。
しっかり後任を紹介して、『大丈夫なの?』迷惑をかけないよう、引き継ぎが終わっている事も、必要であれば、伝えられると良いでしょうね。


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取引先への挨拶メール

最後に社外向けのメールです。
こちらは、今後の会社の取引にも重要な挨拶メールになります。

ただ、営業関係の取引先だけではなく、業務では様々な企業とお付き合いがありますよね?
私の場合は、採用関係の業務を行っていた事があるので、募集の媒体や、広告会社など、委託先への挨拶をした事があります。

社内の挨拶メールと違って、先方は異動の事実は全く知らない為、社外は確実に連絡をしておかないと、あなたも後任担当者も、困る事になってしまいます。
なんらか、取引のある企業へは、必ず連絡を入れるようにしましょう!

取引先(社外)へのメール
(件名:人事異動に伴う業務引き継ぎのご連絡)

○○株式会社
××様

日頃、弊社に対し格段のご哀願を賜り、
御礼申し上げます。

早速ですが、この度○月○日付にて、
社内で異動することとなりました。

つきましては以下の通り、
後任担当者へ、業務を引き継ぐことになりましたので、
ご連絡をさせていただきました。

後任担当者:○○部××課 △△
メールアドレス:(アドレス)
TEL:(電話番号)

△△は、○○部にて従事しておりましたので、
業務の概要につきましては、十分に把握しております。
従来と同様△△をよろしくお願い申し上げます。
↑ 心配させないようにフォローする
  営業の取引先でない場合は不要

○月○日以降のご連絡に関しましては、
△△へお願い申し上げます。

新天地でも新たた気持ちで、精進して行きたいと思います。

私の新しい連絡先は以下になりますので、
今度とも何卒ご指導・ご鞭撻の程、
よろしくお願いいたします。

(新しい部署の署名)

営業の取引先の場合は、いきなりメールを送りつけると、
トラブルになることもあります。

一度、異動による担当変更の連絡を、直接連絡する前に、メールをしたら、先方の担当者に激怒された事があります。
何と、その事により、私の直属のトップ役員にまで連絡され、着任が3か月延ばされてしまうという、ミラクルな苦い経験があります。
あなたがどれだけ重要な取引をしているかによって、挨拶の手順を間違えると大変な事になります。

メールを送る際には、しっかり根回しをした上で、最後にきちんとご挨拶を出来るように気をつけてください^^;

まとめ

本当に異動って、大変なのに、こんなメールまでしないといけないなんて・・・
と、いつも思っていました。
だから、どこからか異動の挨拶メールが来たら、それをコピペして取っておくようにしました v( ̄ー ̄)v

そうすれば次の異動の時に楽ですからね^^
なかなか使うものではありませんが、その分、いちいち作るのが余計面倒ですよね?
一度作った物をとっておくとか、送られた来たものを、とっておくと便利ですよ。

今後、異動先での益々のご活躍とご健勝をお祈りしております!