寒い時期を超え、日増しに温かくなってくると気持ちが上向きになり、『何か始めてみよう』という気になりますよね♪
人間も生き物ですから、春がくるとウキウキしてきます。
毎年お正月には『今年こそ〇〇しよう』と誓いを立てる人も多いと思いますが、今年は春になったら『ハーブを育てて』みませんか?
とはいっても、植物を育てたことがない場合もあるだろうし、ハーブなんてよくわからないんだけど・・・
なんとなく興味があるんだよね、って方多いと思います。
私の周りにも何人かハーブを育てている方がいたんですが、以前は自分には出来ない縁のない世界だと思ってました(笑)
でも、調べてみたり勉強していくと結構簡単だし、その割に深いし、やってみると面白いものです!
ということで、今回はハーブに興味がある方に初心者におすすめの育てやすいハーブについてご紹介していきたいと思います♪
『ハーブ』ってなに?
『ハーブのある暮らし』なんて言葉を聞くと、とてもナチュラルな生活をしているように聞こえますよね。
実際私の周りでハーブを育てている人は、普段からかなりの食べるものから着るものなど、身の回りの物に関してこだわりがある感じの人が多いです。
何となく別世界というか、敷居が高そうな感じも受けてしまいますが、簡単に言ってしまうと『植物と生活する』ということだけなんです。
ペットなどの動物と違い、意思の疎通や一緒に遊んだりといったことはできませんけど『癒し』や『育てる楽しみ』を味わうことができますよ^^
ということで、まずハーブについて普段縁がなかった人間からすると、ちょっと腰が引けそうな『ハーブ』とは何か、というところからお話ししていきますね。
どんなものが『ハーブ』なのか
そもそも『ハーブって何?』ってことですが、これはかなり語弊もあるかもしれませんが、簡単に平たく言ってしまえば『野菜や草花の中で匂いが強かったり、薬効のあるもの』をハーブと呼びます。
香りの代表とも呼べる『ラベンダー』もハーブですし、体を温める作用があると言われる『生姜』や『わさび』は和種ハーブのひとつと言えます。
ホ~ラ、こうやってみると、実はあなたも『ハーブを取り入れた暮らし』をすでにしていることになるんですよね(笑)
ハーブのある暮らし
では早速ハーブのある暮らしを目指していきましょう!
まずどんなどういう風に育てて、どんなものを用意すればいいんですかね?
イメージできるように、そこら辺のところから説明していきます。
ハーブ栽培の種類
ハーブは野菜の一種のものもあるし、花の一種のものもあります。
植物なので土や栄養・日光などは必要ではありますが、畑のような地面が無くても十分育てることができるんですv( ̄ー ̄)v
マンション暮らしの場合なら、可能であればベランダにプランターで育ててもらうのが良いですが、それも難しい場合は水耕栽培にすることもできちゃいます。
私の実家では畑を市から借りて、ジャガイモやいんげん、キュウリやナスなど色々野菜を作ってますが、そんな大それたものは必要ありません。
庭に畑が作れなくても、十分ベランダや室内でも育てることが出来るので安心してください^^
苗や種はどこで手に入れるのか
そもそも、ハーブを育てるには、苗か種が必要です。
ホームセンターに行けば、必ずと言っていいほど花や苗などの園芸コーナーがあります。
身近にあるホームセンターへ行けば、苗も種も手に入れることができます。
プランターを含む土に植える場合は、種からでも育てることができます。
ただ、初めての場合は意外と難しかったりします。
実家の野菜作りも、種からやるものもあれば、物によっては苗などをホームセンターで調達してきています。
管理しやすく収穫を目指すのであれば、初心者の場合苗から育てるほうがオススメです^^
苗の選び方
苗の選び方は人により基準が違いますが、
- 苗を地面に置いて真上から見て、全方向に均等に枝が伸びている
- 間延びしていない(茎が太いもの)
- 花蕾(からい = 花のつぼみ)が多くついている
- 開花していない
を選ぶと良いでしょう。
枝が均等に伸びている
枝や主幹が斜めに伸びているものは、片側からしか太陽が当たらなかったことを意味しています。
これから太陽に当てても、真っすぐ上には伸びていきません。
茎が太い
間延びしているものは、十分な日当たりで育たなかった(日陰で育った)ことを意味してます。
これから十分に太陽に当てれば今後伸びる枝と枝の間は狭くなりますが、根本がヒョロヒョロしていると全体が倒れやすくなります。
花蕾が多くついている
花蕾(からい)とは難しい言葉ですが、簡単に言うと『花のつぼみ』のことです。
花を楽しむ園芸種や果実を獲るハーブは、花の数だけ実が取れます。
沢山収穫が欲しいならここは大切なポイントになってきますよね。
開花していない
お花が咲いているものは、『今しばらくは成長が止まる』という状況です。
もちろん花芽を摘んであげればまた花を咲かせようと成長しますが、つぼみが付く前より成長速度は遅くなってしまいます。
株全体がある程度大きいものでなければ、花が咲いている苗は避けたほうが良いと思いますよ^^
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どんなハーブがオススメ?
『初めてだし、どんなハーブが育てやすいのか分からない!』と言う場合は、お店の人に聞くのが一番です(笑)
でも、逆にお店には種類がありすぎてどれが何なのか分からない!と言う場合は、これからご紹介するハーブの中から初めてみると良いですよ^^
ミント
名前は聞いたことがありますよね?(笑)
メントールのスーっとした成分で知られています。
ミントは多少お世話をサボったとしても、水がカラッカラに枯れない限り何とか育ってくれます(笑)
植物を育てるのが苦手は私もまずここから入門しました!
繁殖力が旺盛なので、地下茎(土の中の根っこ)でどんどん増えていきます。
害虫はほとんどつくことはありませんが、料理に使用するときは葉っぱの裏をチェックしてから摘み取るようにしてください。
たまに毛虫とかハダニがいることがありますΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
ワイルドストロベリー
野生種の『野イチゴ』のひとつです。
イチゴと同じように白い花が咲いて、実がなります。
ただし原種なので実は小さくて、酸味も少し強めです(-。-;)
ワイルドストロベリーは『実を付けるところまで育てられたら願いが叶う』『実を食べると恋が成就する』などのロマンチックないわれもあって、育てている女性は多いですよ。
『幸せのおすそ分け』と称して、苗を分けてもらうこともあるようです♪
葉裏に毛虫が付いたり、虫に果実を食べられたりすることがあるので、お世話の時は手袋をして虫に直接触らないようにしておくと良いと思います。
パセリ
いろいろな洋食の付け合わせに使われるのでよく知っていますよね。
実はこれもハーブだったんですΣ(=゜ω゜=;) マジ!?
普段食べているのは葉っぱの部分。
多年草(複数年生育可能)なので、翌年も収穫することができます。
ただし、葉より上に花芽が伸びてくると『とうが立つ』と言って葉っぱが固くなり、食用には不向きになります、
収穫はなるべく柔らかい葉っぱを摘むようにしてください^^
ハーブを使った料理を作ろう
せっかく育てたハーブは食卓にも出したいですよね!
ということで、具体的にどんな活用方法があるのか、お料理に使う場合はどうしたら良いのかもチェックしてみましょう♪
ミント
- 蓋のできる容器に、水やほかのドライハーブなどとともに入れて冷蔵庫で1晩
ハーバルウォーターに - お湯を注いで『ミントティー』に
干乾し網などに入れて日陰などに吊るして乾かすと『ドライミント』にして長期保管することも出来ますよ!
ワイルドストロベリー
- 収穫した実をそのまま食べる
- 砂糖とともに煮詰めてジャムに
- ドライにした実と紅茶葉にお湯を注いで『フレーバーティー』に
一気になんかセレブになった気になれちゃいます(笑)
自分で作ったワイルドストロベリーでフレーバーティーを飲むのは最高ですよ♪
パセリ
- 水洗いして、オムレツなどの付け合わせに
- 衣をつけて天ぷらに
- レンチンして水分を飛ばして『ドライパセリ』に。
- ドライパセリはコーンポタージュなどの彩りに1振り。
パセリは子供の頃から苦手だったんですが、ドライパセリにすれば一気に使い方が広がります!
スープにかけたり、スパのペペロンティーノにかけたりと、普段使い出来るのがうれしいです^^
まとめ
ハーブは生活に小さな変化を与えてくれます。
花と違い日々に大きな変化はないんですが、毎日お世話をして、声をかけてあげることで『自分の中に余裕』が生まれ、小さな変化にも気づけるようになります。
育てて、収穫をして恵みをいただくというのは、農業のサイクルと同じです。
お家で小さな農業をしているようなものですよね。
そう考えると『育てること』ってすごいな、と気づかされると思います^^
春になったら、園芸エリアに足を運んでみてはいかがでしょうか(^^♪