夏を前にすると、マダニのニュースが出てくるようになりますね^^;
『殺人ダニ』として、悪名高い『マダニ』ですが、刺されたらどれくらいのレベルでヤバイんでしょうか?
『マダニに刺された!もう死ぬかもしれない!』
と、いきなり慌てないでください ( ̄へ ̄|||) ウーム
刺されただけで、必ず死んじゃうわけではないです!
『マダニに刺されたら死ぬの?』
『マダニによる感染症ってなんなの?』
『どんな症状になるの?』
『刺されたらどうすればいい?』
『刺されないためにはどうすればいい?』
相手はちっこいけど、『殺人ダニ』って聞くと、やっぱり相当ビビっちゃいますよね (ノд<。`)ャベー
という事で、どれ位のレベルでヤバいのか、殺人ダニのマダニに刺されたら、感染症の症状は?対策はあるのか?
なんて事をまとめてみました (-_☆)キラーン
特に、あなたがアウトドア好きなら、注意してご覧ください \(*^▽^*)ノ ハーーイ
マダニとはこんな奴!
マダニの大きさは、2mm~4mmもあって、普通家に家いる『イエダ二』の、0.3mmと比べると、10倍も大きい計算になる・・・
肉眼で見えるから、よく、『かさぶたが歩いていた!』という人もいくるくらい (; ̄ー ̄A アセアセ・・・
マダニの活動期間は春から秋にかけて、山や森、藪などで哺乳類に飛び移って刺してきます Σ(゚□゚*)ナニーッ!!
この写真、両方ともマダニですが、何でこんなに大きさが違うかわかるかな・・・?
左は血を吸った後のマダニなんです Σ( ̄□ ̄;)//ェッッ!!?
なんでこんなになるの ( ̄Д ̄;;
それは、マダニ特有の吸血方法があるからなんです!
マダニの吸血方法
なんでこんなに大量の血を吸う事が出来るのかというと、マダニは吸血する時、1週間~10日という、恐ろしいほど長い間、血を吸い続けることができるからなんです (-。-;)
蚊など、吸血する昆虫などは、普通ストローのような物を刺し、血管から直接血を吸います。
要するに刺して吸うんですよね (o-´ω`-)ウムウム
でも、マダニの場合は、ハサミの様な形をした口を使い皮膚を噛み切って、さらに、ギザギザした歯を差し込み、抜けないようにしてくっつくんです。
その上、接着剤の様な物質を使って、がっちり固定してから、ゆっくりと、血をたっぷり吸うという徹底ぶり (≧◇≦)キャー
後で説明しますが、これが対処を難しくしているんですよね・・・
ただ、噛まれただけなら、死亡するなどの、恐ろしいリスクはないんですが、本当に怖いのは、噛まれたことによる感染症 (o-´ω`-)ウムウム
マダニの怖いところは感染症!
マダニを媒介とする感染症はいくつかあり、発熱・発疹後すぐに病院へ行けば大事にならないものから、死亡例まである恐ろしいものまで数多くある ( ̄へ ̄|||) ウーム
例えばこんな感染症のリスクが・・・
- 回帰熱
- ライム病
- 日本紅班熱
- ダニ媒介性脳炎
- 重症熱性血小板減少症候群(SFTS) など
日本では、過去に1例しか報告のない、『ダニ媒介性脳炎』などもありますが、一番警戒ずベきは、『重症熱性血小板減少症候群』 ”\( ̄^ ̄)゙ハイ!!
通称『SFTS』!!!
ニュースなどで『マダニに噛まれて死亡した』
と言われるのは、ほとんどこの感染症によるものなんです!
感染症の症状は?
厚労省によると、『STFS』の致死率は、なんと6%~30%(中国での報告)と、幅はあるものの、高い数値ですね (ノд<。`)ャベー
その恐ろしい『SFTS』の症状はどのようなものか・・・?
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染した場合、主な症状はいくつかあります。
- 発熱
- 消化器系(吐き気・嘔吐・腹痛・下痢・下血など)
SFTSウィルスの潜伏期間は、マダニに噛まれてから、6日~週間程度と言われています。
山や森、藪などに入って、しばらくたってから、体調の変化があった場合は要注意です。
すぐに病院へ行きましょう!
でも、近年発見されたばかりで、まだワクチンなど有効な治療薬は無し!
その為、感染・発症した場合は、対処療法しかないんです (/||| ̄▽)/ゲッ!!!
スポンサーリンク
噛まれた時の対処法と対策!
マダニに噛まれたからと言って、必ずSTFSに感染するわけではありません!
マダニがSTFSウィルスを保有している確率は、現時点で不明 ( ̄へ ̄|||) ウーム
真相はわかりませんが、初めてマダニが発見された中国の調査では数%と言われています。
マダニに刺されてしまった時の対処法
まず、マダニに噛まれてしまったら、どう対処すればいいのかという事ですが、無理に取らない事 ”\( ̄^ ̄)゙ハイ!!
マダニに刺されてしまっても、気がつかないことが場合も多いと言われていますが、
無理に取ろうとすると、大変な事になる可能性があります!
マダニの頭が体内に残ってしまい、化膿したり、体液が逆流する事で感染症のリスクがあがります。
- 火であぶる
- アルコールをかける
- 酢をかける
- 殺虫剤をかける
これらの事を行うと、マダニが嫌がり離すなどと言われていますが、感染症の感染リスクが高くなるので、基本的には、医者で切開して除去してもらってください!
マダニに噛まれないようにする対策
マダニは春から秋に活動するので、この時期に山や森、藪などへ入る時に注意が必要!
登山や釣り、虫取りなんかで、この時期、毎週のようにどこかへ行く私たち親子にとっては、無茶苦茶脅威です (≧◇≦)キャー
草むらなんて、毎週かき分けてますからね (; ̄ー ̄A アセアセ・・・
行く時は、
- 長袖長ズボン
- シャツはズボンの中に入れる
- ズボンは長靴の中に入れる
- 肌が露出するサンダルは履かない
- 帽子・手袋着用 など
とにかく肌の露出をさけること!
夏の森で虫取りする時なんて、蒸し暑くてたまりませんが、蚊に刺されるリスクもあるし、マダニの感染症を考えると、肌は絶対に出せませんよね^^;
帰ってきたら、すぐにお風呂に入って、全身チェックして、マダニが付いていないか、確認すればOK!
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)だけではなく、山や草むらに分け入ったあと、発熱や発疹、嘔吐などの異常を感じたら、山などに行った事を言い添えて、すぐに病院へ行ってください!
ちなみに、マダニは犬や猫、山にいる鹿なども、もちろん刺しますが、そのほとんどがSTFSを発症しないんです。
人の場合、発症すると重篤化したり死亡のリスクがありますが、犬などは大丈夫みたいですね^^
だから、ペットの散歩に行った時など、ペットがマダニに刺されることもあります。
もちろん除去は必要ですが、心配は有りませんからね。
ただし、そこについているマダニにあなたが刺されたら、もちろんヤバい事になるかも知れないので、超注意してくださいよ \(*^▽^*)ノ ハーーイ
うちの犬についていたマダニが散歩の途中私の足の甲にとまっていました。ギョッとして触ると無理なくポロリと落ちました。だから、まだ、移ってすぐだと思います。(赤い小さな点はついてますが)病院に行っても、特効薬があるわけじゃないし、しばらく様子見ようかと思います。発熱とか、下痢とかしたときでいいかなぁ。腫れたり痛かったり痒かったりもしません。もし感染しても、対処療法しかないなら、症状があったらいけばいいかなぁと思います。
閲覧・コメントをいただきありがとうございます。
実体験での貴重なお話をいただきありがとうございます。
藪などでのお散歩は実は結構怖いですよね^^;
以前ヒルが十匹位足の甲に吸い付いていたことがあり、
今でもトラウマになっています(笑)
感染症発症の確率は高くはないですが不安ですよね・・・
夏でも草がある場所に行く場合は、履物などもサンダルなど露出は極力抑えたほうがいいですよね^^;
どうぞお大事になさってください。
今、冬ですが、山に草刈りに行ってます。冬といえ、マダニは、怖いです。記事とても良かったです。