就活の履歴書の書き方大丈夫ですか?
履歴書は、あなたの分身となって、企業の中をひとりで歩きまわります。

あなたの知らないところで、色々な人の目につくわけなので、ミスが無いよう、十分注意したいところ^^
今回は、基本情報から学歴まで、これまで、何百・何千と添削してきた、履歴書のなかから、ポイントと注意点をまとめました!

新卒の就活の履歴書の書き方について、今回もキャリアカウンセラーが、解説させていただきます!


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履歴書の準備と連絡先記入欄

履歴書の左側、住所などの連絡先記入欄も、ちゃんと書き方があるので、しっかり押さえておく必要があります。

常識的にしっかり対応してくれそうか、パッと見で判断されますから、気をつけて書き出しましょう!
ただ、その前に作成方法はどうすればいいのか、迷ってませんか?

新卒は手書き、転職はパソコン

履歴書の作成方法は、企業から特別に、手書きやパソコンで作成など、指定がある場合は、それに従います。
それ以外の場合は、絶対の決まりではないものの、新卒は手書き、転職の場合はパソコンで作成と、基本的にはこうするものだと思ってください。

企業の担当者からすると、手書きの方が、その人を判断しやすい、という方が多いです。

転職の場合は、パソコンのスキルも見られる為、パソコンで作成する場合が多いですが、新卒の場合は違う企業が割とまだ多いですね。
丁寧に書かれているか、誠意はそこにあるのかなど、その人の性格や熱意を読み取ろうとしている場合が多いです。

『字が下手だから』と、気にするかもしれないけど、一生懸命、丁寧に書けば大丈夫
私も、ミミズの様な字しか書けないので、1枚の履歴書を書くのに、1時間以上はかかっていましたが、それでも就職氷河期に、志望の企業へ就職できています!

誠意を込めて頑張って書きましょう p(^^)qガンバ!
ただ、その一方で最近ではエントリーシートも含め、WEBから送るという企業も増えてきていますので、その場合は指定の方法で提出してくださいね^^

日付

通常履歴書は和歴で書く事が多いので、日付も生年月日も、学歴も、資格取得日も、指定がなければ、全て和歴で統一しましょう。

生年月日上部にある日付は、

  • メールで送付する場合:送信日
  • 面接で持参する場合:面接日
  • 郵送で提出する場合:投函日

を記入しますので、書いた日にちを無造作に入れないでくださいね!

あと、最後に書こうと思って、書き忘れが多い
記入漏れがないか、最終チェックを忘れずに!

印鑑

いつも学生に、履歴書に記入する前、一番最初に押すように言っていました。

理由は、

  • 押し忘れる可能性がある
  • 捺印が曲がったりかすれると書きなおしになる

正直、これは両方最悪です ( ̄Д ̄;) ガーン

ショック

書き終わってから捺印しようと思い、押し忘れてしまうのは、もはや論外^^;
捺印ミスも、一から書き直しだから、かなりやってられない気持ちになりますよね^^;

ちょっと薄くなったくらいまあいいか、とか、ちょっと斜めになったくらいまあいいか、って、それで落ちたら、悔やんでも悔やみきれないでしょ?
そういう気持ちにならないように、履歴書を書く前に、まず、捺印から

住所・電話番号

住所は○丁目×番地△号と書きなさい、っていう人もいるようですが、まぁここまで必要ないです。
というか、どちらでも大丈夫です。
そんなことを気にする、人事担当者はそういませんが、あなたが、どうしても気になるなら、ハイフンを使わず、○丁目×番地△号と、書けばいいですよね?

マンション名やアパート名は、省略しないで正式名称で。
これは、そうしてください。

現住所と連絡先の、2か所記入欄があり、実家に住んでいるなら同上でOKです。
略さず書いた方が良いという意見もありますが、ハイフンを使うか使わないかと、同じレベルの話です。

電話番号は、自宅か、携帯電話かどちらか一方を書けばOKです。
2つ記入欄があれば、両方入れましょう^^

ふりがなは、
『ふりがな』と書いてあればひらがなで、
『フリガナ』と書いてあれば、カタカナで記入します。
番地など数字にふりがなは記入しなくてOK!

メールアドレス

これ、注意してくださいね。

↓ ↓ ↓ こちらの記事にも詳しく書いたので参考にしてください。
就活メールの書き方!件名や署名など失敗しない5つの書き方マナー!

”love”など使っている、個人アドレスを、就活に使っている学生を見かけますが、絶対にやめた方がいいです。
大学で個人のアドレスが取得できれば、就活専用のアドレスを作ってください。
大学で作れなければ、gmailなどのフリーアドレスでも大丈夫ですが、少なくても就活の専用アドレスを作りましょう!

間違っても、
love.satoshi@yahoo.co.jp
happy_taro@gmail.com
とか、

freedom.gogo@hotmail.co.jp
などは避けましょうね。
私が採用担当なら、これだけで会う事は避けます

たとえ、彼氏彼女ではなく、かわいい甥っ子の名前だったとしても、普段使っている、自分のお気に入りの言葉だったとしても、意味のある言葉は避け氏名@ドメインが無難です。
こんなところで、意味の無い勝負をする必要ないですからね^^;

証明写真

スピード写真不可、サイズは履歴書に合わせる、これは基本中の基本です。
履歴書の添削依頼と受けた時、まれに、一度別の履歴書に貼った写真を、剥して使い回した輩がいました。

『ヽ(∴`┏Д┓´)ノ彡☆コラーッ! ナメとんのか~!!!!

怒る

って、即刻、出し直しをさせましたけどね^^
これ、見ればすぐわかるんです。

他にも、写真が曲がっているのに、そのままの学生とか、明らかにサイズが違う写真を、無理やり合わせて貼ってきた、なんてのもいました。
これも、残念ですが、履歴書書き直しです。

こういう、印鑑とか、写真とか、細かいところで気を使えない学生ほど、
『頑張っているのに、内定が貰えないんです(T_T)』
って泣きついてくる・・・ (-_-)

まず、何が足りないのか、いけないのか、自分の就活を、ゆっくり見つめ直そうか・・・
と、言ってあげてました^^;


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学歴

良くある質問は、

『どこから書けばいいですか?』

なのですが、一つ一つこたえるのは、面倒なので、全部まとめてみました。

  • 一行目中央に『学歴』を記入
  • 2行目から小学校卒業または中学校卒業を書きだす
  • 高校以降は入学も記入
  • 『私立○○高校』と省略せず、『私立○○高等学校』と正式名称で記入
  • 『××大学△△学部□□学科卒業見込み』の次の行中央に『職歴』を記入
  • 『職歴』の次に『なし』を左寄せに書く
  • 『なし』の次の行右寄せで『以上』を記入

小学校、中学校の記入は卒業のみ、高校から入学と卒業両方書きます。
小学校は省略してもOKですが、職歴がないのだから、十分スペースは余るはず。

なら書いても良いと、個人的には思うけど。
なぜなら、出身がわかるから、担当者も住んだ事があれば、面接で話が弾む可能性があるんですね。

出身じゃないかもしれないけど、『○○市立××小学校』とかってあれば、少なくともそこに住んでいたわけですよね?
そうすると、話のネタで振ってくれるかも
固い話ばかりではなく、普通の話が出来ればリラックスできて、力が出しやすいんじゃ、ないのかな?

最後に約束の見本です^^
これを見ながら、説明を確認してくださいね♪

履歴書

最後に

いかがでしたか?
履歴書の半分だけでも、注意しないといけないことが、沢山あるんです。
でも、実際に書く量は、ここまではそう多くないです。

問題は、後半の志望動機や自己PRですね。
ESや履歴書は、まず面接の時間を貰う為に、突破しなければならない関門です。

しっかりポイントを抑えて、乗り込もうじゃないですか!
次回、履歴書の自己PRについてお伝えします^^