赤ちゃんの鼻水とか咳って、自分で『辛い』っていうこともできないし、何も出来ないから、ホント見ていてかわいそう(>_<)赤ちゃんの体調が悪い時、大丈夫なのかどうか、わからないから、ママは心配なんですよね?
まず、赤ちゃんの鼻水と咳が出る原因を理解して、おうちで出来るホームケアで、改善・予防をしていきましょう♪
鼻水はなんで出る?
うちにいる7歳のやんちゃ坊主は、大きな風邪などはひかないものの、寒くなってくると必ず鼻が垂れてきてエヘン虫にやられます。
赤ちゃんの時から、冬は常に鼻たれ小僧でしたね(笑)
年中鼻が出ている子もいますが、特に冬場になると鼻水・鼻詰まりは多くなります。鼻水は、異物が入ってきたときに追い出そうとします。
特に冬場は乾燥し細菌やウィルスなどの異物が多くなるから、鼻たれ小僧が増加するんですね^^
だから、熱と同じで体を守るために作用している反応だから、やたらに鼻水を止める薬はおすすめできないそうですよ。
ではまず、鼻水の種類ごとに原因を、簡単に見てみましょうか?
透明サラサラ鼻水
うちの鼻たれは、基本的にこいつが長いこと続き、最後に黄色ネバネバ鼻水で止まるって感じですね^^
ちなみに私も、室内から寒い外に出ると必ず鼻たれジジィになります。
これは、気温の変化とか埃とかの異物に対する反応だからなんです。
私だけじゃなくて、あなたも寒いところへ行くと鼻がズーズーなりませんか?
すごい話がずれますが、スーツの袖口にあるボタンの意味、知ってます?
あれ、明らかに意味無いですよね?タダの飾りみたいになってるし。
実は鼻水に関係あるんですよ!
ナポレオンのロシア遠征の時、寒さで兵隊はみ~んな、鼻水ズーズーだったんです。
そりゃ、ロシアは寒いよ~行ったこと無いけど~(ノ ̄□ ̄)ノ
で、ナポレオンは、『お前ら汚すぎ!!』って言ったかどうかは知りませんが、兵隊が袖で鼻水を拭いて汚いからボタンをつけて拭けないようにしたのが、始まりらしいですよ^^
ふ~ん。
で、何の話でしたっけ・・・?
あぁぁぁぁ、鼻水の原因でしたね^^
え~と、透明サラサラ鼻水は細菌やウィルスに対して洗い流そうとしている場合も多いみたい。
元々赤ちゃんは鼻水も出やすく、気温の変化に敏感になっています。咳が出ていないようなら、原因は気温の変化かもしれないですね^^
元気で機嫌が良かったら、もう少し様子を見てもいいかも。
長く続くようなら、まず小児科で診てもらってくださいね^^
サラサラだから、拭いても拭いても出てきますが、赤ちゃんは敏感肌なのでこまめに拭きとってあげましょう(^v^)
じゃないと肌荒れしちゃいま~す。
透明ネバっと鼻水
透明鼻水に、納豆みたいな粘り気が出てくるのは細菌やウィルスに対して反応している状態です。
もう、細菌やウィルスと戦いが始まっていますので、続けて咳が出たり熱が出る場合もあります!
ちょっと注意しながら経過を観察し、しっかり鼻水を吸い取ってあげるようにしましょう!
鼻水の吸い取り方は、 こちらで詳しく紹介しています♪
赤ちゃんは鼻呼吸ですから、詰まると大人よりも苦しそうにします(>_<)こまめに取ってあげて楽にしてあげたいですね♪
長く続いたり、熱やせきなど他の症状がある場合は、小児科か耳鼻科で診てもらいましょう!
もちろんこの時にホームケアで、しっかり環境を整えてあげてね!
緑・黄色のカラフル鼻水
カラフル鼻水と言っても、赤だったらそれ鼻血ですけどね(゜レ゜)
緑や黄色のネバネバ鼻水は、細菌やウィルスの風邪、蓄膿症の場合などがあります。
風邪の場合は、細菌やウィルスの死骸が、混じっている状態です。これから悪化して咳や熱が出る可能性もあるので、やはり経過の観察と環境を整えることが必要です!
蓄膿症(副鼻腔炎ともいいます)の場合は、鼻にある空洞が細菌やウィルスに感染し、炎症を起こしている状態です。
この穴に膿や鼻水が溜まってしまい喉に落ちてくると、喉の痛みや咳が出てくるようになります。
カラフル鼻水は、鼻の粘膜にくっついて固まやすいですよね?
早めに取ってあげるようにしてください。
なかなか取れないときは、お風呂に入っている時や出た直後など、湿っているときに大人用綿棒を使うと取れやすいですよ^^
いずれにしても色が付いた鼻水が出た時は、早めに小児科か耳鼻科で診てもらうようにしましょう!
咳はなんで出る?
咳も鼻水と同じで、異物が入ってきた時などに侵入を防ぐための反応です。
乾いた咳で続かなければ、ほこりなどが入った時や、軽い風邪の症状なのでそれほど心配ありません。
咳がずっと続く時や、痰が絡むような、湿ったゴホゴホという咳は注意が必要です!
なるべく早くかかりつけで診てもらいましょう。
鼻水のところでもお話ししましたが、鼻水が喉に落ちてくると、湿ったゴホゴホの咳が出ます。こういう状況は、細菌やウィルス感染の可能性が大きいですね。
鼻水をとれば、喉も楽になりますよ~
『鼻水も咳も1ヶ月続いている!』なんて時は、風邪ではない可能性も出てきます。
小児科でなかなか治らないという場合や、なんだか不安、ということであれば、耳鼻科へ行ってみましょう!
『なんだかいつもと違う咳の音だ!』とか、『全然治らない!』と思ったら、気管支炎や肺炎、喘息などのチェックをしてもらいましょう!
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細菌ウィルス対策のホームケア
鼻水も咳ももちろん発熱も同じですが、細菌やウィルスに対して頑張って戦っている証拠なんですね^^
まず室内の環境を整えて、対処と予防をしましょう!
最適な室内環境は?
細菌やウィルスはとにかく乾燥大好き♪
家の中が乾燥していると、『なんて居心地がいいんだ~∑(ノ ̄┏Д┓ ̄)ノ 』って、どんどん増えちゃいます。
目安は、
- 室温:22℃
- 湿度:60%位
特にリビングと寝室は、乾燥しないように!ですね!
湿度を保つために加湿器を使ったり、洗濯物を部屋干ししてもいいですね。我が家の場合は寝室に部屋干しと加湿器、リビングにはドでかい水槽があるので、湿度はかなり高く保たれていると思いますよ(o ̄ー ̄o)
その代わり結露の対策しないと、だから、面倒なんですけど~ ∈(´Д`)∋アァー
寝かせ方を工夫しよう!
大人も同じですが、仰向けで頭が低い位置にあると鼻水も溜まりや咳が出やすくなります。
これは気管や肺を圧迫してしまうからなんです。
寝かせる時は頭の下にタオルを置いて高くし、ベビーカーやバウンザーの場合は、角度をつけてちょっと起こしてあげましょう。
そうすると楽になるはずですよ。
抱っこの場合は、横抱きより縦抱きの方が楽になります!
編集後記
『6カ月までは免疫があるから風邪はひかないんじゃないの?』
って、思うかもしれませんが、そうでもないみたい^_^;
赤ちゃんの免疫は、ママから貰っているから貰った免疫は頑張ってます!
が、風邪の原因になる細菌やウィルスの種類はそれこそ無限にあります!
ママがかかったことの無い細菌やウィルスなら、免疫のない為赤ちゃんも風邪をひいちゃいます。
そうすると、鼻水も出るし、咳も出るようになるかも。
冬は特に乾燥するから、しっかり家の中の環境を整えてあげましょう♪